灯油の安全な取り扱いについて
灯油の正しい購入・保管方法

1 容器
灯油を購入する際は、金属缶または灯油用ポリエチレン容器(認定品)を用意してください。使用する際、劣化・変形等がありましたら使用しないでください。

2 購入
ガソリンスタンドで購入する場合は、はっきりと灯油を購入することを伝えてください。間違えてガソリンを購入してストーブ等に使用すると、異常燃焼を起こす危険性があります。

3 運搬方法
ガソリンスタンドなどで灯油を購入し、乗用車に積んで運搬する場合も、運搬方法は消防法で定められています。
・運搬する容器のふたは確実に固く締めてください。エレファントノズルをつけたまま運搬しないでください。
・容器の外部に灯油の消防法上の品名「第二石油類」「危険物等級3.」・数量(リットル)・注意事項「火気厳禁」を表示してください。
・運搬する容器の収納口を上方に向けて、落下・転倒・破損しないよう積載してください。
・漏洩・飛散・あふれに注意してください。
4 保管
ポリエチレン容器で保管する場合は、キャップをしっかり閉めて直射日光の当たらない、風通しの良い火気のない場所に保管しましょう。その際、避難の支障にならない場所にしましょう。また、ベランダに置く場合は、容器を覆って紫外線等を遮断しましょう。
灯油缶パンフレット(日本ポリエチレンブロー製品工業会) (PDFファイル: 8.6MB)
乗用車でガソリンを運搬するときの容器について
自動車の燃料として使用するガソリンを乗用車で運搬するための容器は、容積が22ℓ以下の金属製ドラム(天板固定式)または金属製容器であることが法令で定められています。ガソリン容器に注入する行為は、自分ではできません。必ずガソリンスタンド等の従業員に依頼してください。
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更新日:2023年12月12日