消防団
~地域の安心と安全を守るために~
消防団とは
消防団とは、普段は本業の仕事を持ちながら、「自らの地域は自らが守る」という郷土愛護の精神に基づいて、地域住民を守るために昼夜を問わず消防活動にあたっています。災害発生時には自宅もしくは職場等から出動します。その地域に住んでいる住民であるからこそ、分かることがあり、災害の場においては、その貴重な情報が生かされ、消防団員は地域と消防との重要なパイプ役を担っています。地域における消防力・防災力の向上や地域コミュニティの維持・振興において重要な役割を担っています。
消防団の歴史
根室市消防団は、明治13年に消防組として組員60名で創設されたのが始まりで、昭和14年に警防団を編成、昭和22年に消防団設置条例施行に伴い、現在の根室市消防団に改称されました。
消防団の組織
根室市消防団の組織概要は、消防団本部・9分団制、条例定数335名で構成され、装備はポンプ車6台、小型動力ポンプは15台を保有し、市民の生命・財産を守るべく、消防業務を担っています。
消防団編成及び受持区分
区分 | 定数 | 受持区分 |
---|---|---|
団本部 | 14名 | 市内一円( 団長1名、副団長3名、女性消防団員10名) |
第1分団 | 30名 | 花咲町通り以東、牧の内、桂木 |
第2分団 | 30名 | 花咲町通り以西、西浜町まで |
第3分団 | 30名 | 花咲港地区一円 |
第4分団 | 34名 | 東和田、穂香、幌茂尻、西和田、長節、温根沼、東梅、酪陽、春国岱 |
第5分団 | 35名 | 昆布盛、浜松、落石東、落石西 |
第6分団 | 45名 | 別当賀、川口、湖南、初田牛、東厚床、厚床、西厚床、明郷、槍昔 |
第7分団 | 39名 | 友知、双沖 |
第8分団 | 39名 | 歯舞、豊里 |
第9分団 | 39名 | 珸瑤瑁、温根元、納沙布 |
計 335名
消防団の概要
(1)消防団は市町村の消防機関
消防は市町村の事務とされています。 このため市町村は、消防機関として消防本部、消防署、消防団のうち全部又は一部を設けなければならないこととされています。 ほとんどの市町村は、消防本部及び消防署と消防団が併存する消防体制をとっています。
(2)消防団長及び消防団員
消防団の長は消防団長であり、消防団員を指揮監督します。消防団長は、消防団の推薦に基づき市町村長が任命し、団長以外の消防団員は市町村長の承認を得て消防団長が任命します。
(3)消防団員の身分、処遇等
消防団員は、それぞれ職業を持つかたわら、災害時等に消防団員として活動しますが、この消防団員の身分は特別職の地方公務員です。消防団員には市町村の条例に基づいて、報酬や出動手当が支給されます。また、活動中に負傷した場合の補償制度もあります。
消防団の活動
平常時においても、訓練のほか、一人暮らし高齢者世帯防火診断、春と秋には火災予防啓発活動、歳末には警戒巡視、出初式などを実施し、地域住民の防火意識の高揚を図っています。
根室市消防団は、住民の皆様が安心して暮らせる安全なまちづくりのため、団員一丸となって活動しておりますので、引き続きご支援とご協力をお願いいたします。
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更新日:2019年07月05日