エアコンや扇風機からの火災にご注意ください!
気温が上がり、エアコンや扇風機を使用する機会が多くなるこの時期、これらの火災が増えるおそれがあるとして、NITE=独立行政法人製品評価技術基盤機構が注意を呼び掛けています。
NITEの調査によると、2017年度までの5年間で、エアコンや扇風機に絡む火災事故が全国で354件発生しており、7名が死亡する火災が発生しております。
原因をみると、エアコンの火災は、「電源コード類の改造や不適切な修理、接続(ねじり接続、延長コードとの接続等)」によるものが多く発生しており、扇風機の火災は「長期の使用による絶縁劣化や接触不良、断線等が生じて異常発熱・発火」によるものが多く発生しているとのことです。
火災を防止するために次のことに注意しましょう。
・電源コード類は改造や不適切な修理、接続を行わない。
・エアコンの洗浄を行う際は、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する。
・製造から長時間経過した扇風機は、就寝時や人がいない場所では使用しない。
・焦げくさい臭いや異音、異常な振動がある、動作が不安定になる、部分的に熱くなる等、平常時と違う様子がある場合は、使用を中止して電源コードを抜き、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する。
正しい取り扱い方法を知り、事故の予兆に早めに気づくことで事故を未然に防止することができます。
詳しくは下記のNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のホームページをご参照ください。
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更新日:2023年08月28日