暖房器具を正しく安全に使いましょう!
秋から冬へと季節が変わるにつれて、寒さが一層増し、どのご家庭でも暖房器具を使用される機会が増えると思います。
暖房器具には、石油ストーブや電気ストーブ、ファンヒーターなどがありますが、毎年、この時期に多い火災原因がこれらの暖房器具によるもので、その多くは、使用者の「誤使用・不注意」などにより発生しています。
安全な取扱い方法をしっかりと身につけ、寒い時期を安全に過ごしましょう。
ストーブ使用時の注意点

1 使用前には必ず清掃・点検
「暖房器具をその年の使い始める前には、必ず清掃を行いましょう。」
・石油ストーブの底板にほこりが多量に溜まっていませんか?
・石油ストーブのファンにほこりが溜まっていませんか?
・コンセントの付近にはほこりが溜まっていませんか?

2 衣類などの可燃物の近くで使用しない
・ストーブの上で洗濯物などを干すのはやめましょう。
・カーテンや衣類、布団、ふすまなどのそばでは使用しないようにしましょう。
・ストーブのそばでスプレー缶を使ったり、置くのはやめましょう。

3 寝る時や外出時には必ず火を消す
・ 布団などが接触して火災となるおそれがあるので、寝る時や外出するときは暖房器具のスイッチを切る習慣を身につけましょう。
・ ストーブやファンヒーターを長時間使用しないとき、誤ってスイッチが入ることを防ぐためにコンセントを抜きましょう。

4 給油は火を消してから
・ 給油時は必ず消火し、火が消えたことを確かめてから給油しましょう。
・ 給油後は、火気のないところで一度カートリッジタンクをひっくり返し灯油が漏れないことを確認してからセットしましょう。
「消火せず給油すると火災になるおそれがあります」
住宅火災予防チェックシート (PDFファイル: 203.4KB)
一酸化炭素中毒事故に注意してください

(※)燃焼用空気を室外から給排気筒を通し て取り入れ、燃焼により発生した空気を給排気筒を通して室外に出す方式
FF式(※)石油ストーブの排気筒が雪に埋まった状態で使用すると、不完全燃焼を起こし、発生した一酸化炭素が室内に流入し、死亡事故につながる危険性があります。

排気筒の状態をこまめに点検しましょう

排気筒のつまり、外れ、可燃物、積雪に注意
外部リンク
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更新日:2022年12月27日