在宅酸素療法時の火災にご注意ください
在宅酸素療法に使用する酸素濃縮装置や酸素ボンベなどの使用中に、たばこなど火気を近づけると火災が発生する場合があります。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う機会が増加していますので、酸素吸入時の火気取扱いについては十分注意してください。
酸素は燃焼を助長する支燃性の物質です

たばこの火を近づけた状態。

酸素吸入中に喫煙するとこのように燃焼します。
酸素自体は燃えませんが、燃焼を助長する支燃性物質のため、たばこのような小さな火でも急激に燃え上がります。

一旦発火すると酸素を止めない限り燃え続け、衣服に燃え移っていきます。
酸素吸入時の注意
1 酸素吸入中は、絶対に火気を取扱わない
2 酸素吸入中は、禁煙を徹底する
3 酸素吸入中は、喫煙中の人にも近寄らない
4 火気を取扱う場合や喫煙する場合は必ず酸素の供給を停止してから行うこと
在宅酸素療法時における火災予防上の留意事項について
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更新日:2023年02月10日