住宅用火災警報器の設置と維持管理について
火災から大切な生命を守るために住宅用火災警報器を設置しましょう
消防法及び根室市火災予防条例によりすべての住宅に火災警報器の設置が義務付けられています。
全国の火災による死者数のうち、約7割は住宅火災によるものであり、住宅火災発生時の逃げ遅れを防止するために、住宅用火災警報器を設置しましょう。
また、古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあるため、設置から10年を目安に交換しましょう。

なぜ設置が必要なの?
住宅用火災警報器は、火災による煙や熱を自動的に感知して火災を早期に発見し、音声にで知らせてくれるため、素早い避難、火災の早期発見に役立ちます。
住宅火災の発生件数と死者数の推移


家のどこに取り付ければいいの?
寝室の位置によって設置する場所が異なりますので、適切な位置に設置しましょう。

維持管理について
住宅用火災警報器が適切に機能するためには維持管理が重要です。
万が一、火災が発生した場合、住宅用火災警報器が正常に作動せず、発見が遅れ大惨事になる可能性があります。

定期的にお手入れをしましょう
住宅用火災警報器にホコリなどが付くと、火災を感知しににくなったり、誤作動を起こすことがあります。定期的に布等で空拭きして、ホコリを取り除きましょう。
電池切れに注意しましょう
住宅用火災警報器は、電池が切れそうになった時、音や光で知らせてくれます。
作動確認の方法は、点検用のボタンを押したり、ひもを引いて行います。
メーカーや機種によって点検方法が異なりますので、詳しくは取扱説明書を確認して下さい。
交換時期について
設置から10年を経過すると交換の目安となります。設置の時に本体に記入されている設置年月日や交換時期で確認できます。
記載が無い場合は製造年でおおよその時期がわかります。

住宅用火災警報器が「火災」以外で鳴ってしまったとき
下記のホームページには、取扱説明書がない場合でも、適切に維持管理できるよう、メーカー別の機種ごとに対処方法等について記載されていますので参考にしてください。
一般社団法人 日本火災報知器工業会(住宅用火災警報器について)

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更新日:2024年11月29日