新生活を迎える方へ~火の用心~

安心して暮らすための火の用心

 この春から入学や就職、転勤、引っ越しなどで新生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか。新たに始まる生活に期待に胸を膨らませていることと思います。

 しかし、その前に「火災」についてじっくりと考えてみてください。

 慣れない住まいで、より安心して暮らすためにもまずはご自宅の火の用心をチェックしてみましょう。                                                   

ガスこんろ火災を防ぐポイント

調理中は絶対にその場を離れない。

・こんろの周りは整理整頓し、物を置かない。

・少ない油で調理するときは、発火しやすいので注意する。

・油汚れを定期的に清掃する。

・火を着けているときは、スマホやタブレットに夢中になりすぎない。

電子レンジ火災を防ぐポイント

加熱時間を長めにせず、取扱説明書で確認する。

・調理中はその場を離れず、食品の様子を見ながら加熱する。

・普段から電子レンジの周囲には、可燃物を置かないようにする。

冷凍食品などは、包装の表示を確認してから加熱する。

電気ストーブ火災を防ぐポイント

・電気ストーブをつけたまま、外出しない。就寝しない。

・燃えやすいものやスプレー缶などを近くに置かない。

・ストーブの近くで洗濯物を乾かさない。

電気火災を防ぐポイント

・コンセントやタップは決められた容量内で使用する。

・コードは、家具の下敷きに気をつけ、束ねたり、折れた状態で使用しない。

・プラグはコンセントにしっかり差込み、ほこりなどを定期的に清掃する。

アロマキャンドル・リチウムイオン電池

  日頃の疲れを癒すために、アロマやお香を楽しまれる方も多いと思います。火を使うアロマポットやキャンドルタイプのものは特に使う場所に注意しましょう。

 近くに燃えやすいものはないですか?

 

  携帯電話やモバイルバッテリー、ノートパソコンなどに使用されているリチウムイオン電池からの火災が増えています。

・充電器などは、メーカー指定のものを使用する。

・電池に膨張・異音・異臭など異常が生じた場合は直ちに使用を止める。

 

住宅防火 いのちを守る 10のポイント

 住宅などの財産だけでなく命までも奪う恐ろしい火災。住宅火災によって毎年約900人の方が亡くなっており、その半数が「逃げ遅れ」によるものです。また、亡くなった方の約75%を65歳以上の高齢者が占めています。住宅火災の逃げ遅れを防ぎ、命を守るために日頃から取り組むべき「住宅防火 いのちを守る 10の ポイント」を活用してください。

 住宅防火 いのちを守る 10のポイント(PDFファイル:313.8KB)

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更新日:2025年04月08日