地域おこし協力隊(「Jazzの街・根室」~文化発信プロジェクト~)

日本最東端のまち・根室で「Jazz」を鳴らし続けたい!

存続の危機にあるジャズ文化発信拠点である「サテンドール」と、その文化的価値、何よりも『地理的な最果てであっても、文化的な最果てにあらず』という当時の根室の若者たちが抱いた熱き想いを遺し伝えるため、根室への移住を望む起業希望者を「地域おこし協力隊」として全国から募集し、「根室市Jazzの街PR推進員」が着任されました。

Jazz喫茶「サテンドール」オープン!

平成30年3月末で一旦閉店したジャズ喫茶「サテンドール」は、地域おこし協力隊(根室市Jazzの街PR推進員)が、平成30年7月13日に着任後、オープンに向けて早速店内改装に着手。
「ジャズに親しんでもらう機会を作りたい」と精力的に活動され、9月10日に無事オープンしました!
また、ホームページやインスタグラム等による情報発信、ジャズ人口の裾野拡大に向けたイベント等の企画を検討し、「次年度は、ミニコンサートなどを計画しています。店の再開を喜んで来てくれたお客さんもいるので市民の憩いの場にしたい」と、様々な活動に取り組みます。

2年目の活動は、かつて根室の若者たちが抱いた熱き想いを再興すべく、「日本一涼しい町・根室」での初のジャズ合宿誘致を企画し、東京から2校の大学ジャズ研究会が訪れました。
合宿期間中には、市内ジャズバンド「E・P・J・O」とのコラボレーションコンサートも開催し、若い世代の大学生からも「Jazzという文化によって見知らぬ土地でもすぐに交流ができることの素晴らしさを実感した。」との声をいただきました。

活動最終年度である令和2年度は、新型コロナウイルス感染症との戦いが長期化している中、「ジャズの街・根室」を根室の歴史コンテンツの一つとして定着化を目指し、引き続き「ジャズコンサート」の開催のほか、新たに「Jazzレコード展」の開催など、文化振興・地域活性化のために今できることに創意工夫しながら、魅力発信に取り組んでいます。

ジャズによる地域活性化の取り組み

「ジャズの街・根室」を広く全国にPRし、その文化的価値を遺し伝えるため、地域の団体が行うジャズ文化の情報発信や地域行事などの取組みに対して、新規に「根室市Jazz文化発信活動助成金」を創設いたしました。
これまで3件が制度を活用しジャズコンサートを開催。初めての方から、ジャズ愛好家の皆さんまで約170名が「ジャズの街・根室」の魅力に触れました。

ジャズ文化が身近な存在に

これからも、根室ジャズ文化発祥の地「サテンドール」より、ジャズを愛する仲間と共にジャズ人口の裾野拡大に取り組み、全国のファンの皆様へ情報発信して参ります!

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更新日:2021年05月28日