根室市ウニ種苗生産センター

概要
根室半島沿岸では、カレイ刺網・コンブ・ウニ・ホッキ・ハナサキガニ漁業等が営まれていますが、中でも重要な位置にあるウニ漁業(たも採・潜水)は、昭和51年の183トンを最高に漁獲量は年々減少し、資源枯渇が懸念されています。
こうした状況の中、昭和57年から漁業協同組合が人工種苗の生産試験に取り組み、種苗の大量生産技術を確立したことを機に、ウニ資源増大をめざして「根室市ウニ種苗生産センター」を建設し、平成3年4月1日から供用を開始しています。
この施設では、供用開始後、前浜資源として市内各漁協に供給するため、年間500万粒の種苗を生産し、漁獲水揚げは平成8年度よりはじまっています。
また、施設の運営は、根室市をはじめ市内の4つの漁業協同組合で「根室市ウニ種苗生産センター運営委員会」を組織し、種苗の生産と供給を効率的に行っています。
詳細情報
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更新日:2021年06月07日