根室の主な水産物

2.根室の主な水産物

根室に水揚げされる主な水産物を紹介します。

1)春鮭鱒

春鮭鱒の写真

北海道太平洋沿岸や北洋海域では、春から初夏にかけて春鮭鱒と呼ばれるトキシラズ、ベニザケ、カラフトマスなどが漁獲されます。
根室は古くから春鮭鱒の代表的な水揚港として有名です。
この時期に漁獲される春鮭鱒は、脂の乗りが非常に良く、贈答用など人気の高い魚種です。

2)さんま

さんまの写真

近年、日本一のサンマの水揚量を誇る根室の花咲港では、サンマ漁の最盛期、8〜10月が最も活気に満ち溢れています。
漁場に近いので鮮度が非常に良く、脂の乗ったサンマを水揚げする漁船で連日で賑わいます。

3)秋さけ

秋さけの写真

北海道では秋、8〜11月にかけて主に定置網で漁獲されるシロザケを秋サケと呼びます。
根室では、古くからサケの加工が盛んで、新巻ザケ、イクラ、サケフレーク、サケトバなど、日頃からなじみの深い加工品の主力生産地です。

4)たら

たらの写真

根室ではタラ科のマダラ、スケトウダラ、コマイが水揚げされます。
鮮魚はもちろん、様々な加工品原料として利用されています。
また、厳冬期に風蓮湖などで行われるコマイの氷下待網漁は、根室の代表的な風物として有名です。

5)かれい

かれいの写真

根室では、クロガレイ、マガレイ、ババガレイ、オヒョウ、アカガレイ、ソウハチ、カラスガレイなど、様々なカレイ類が水揚げされます。
ご存知のとおり、カレイ類は、刺身、煮物、揚物、焼物など、様々な料理を楽しむことができます。

6)かに

かにの写真

根室近海では、春から秋にかけてハナサキガニ、ケガニなどが漁獲され、特にハナサキガニは根室を代表する味覚です。
また、根室はロシアから輸入されるタラバガニも多く水揚げされる、北海道内でも有数のカニの水揚げ港です。

7)うに

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根室ではオレンジ色の身をしたエゾバフンウニが漁獲されます。
夏場の産卵期以降、身入りが良くなる秋から春が盛漁期です。
流氷の浮かぶ海で行われる厳寒のウニ漁は、根室の代表的な風物として有名です。

8)貝類

貝類の写真

根室では、ホタテ、ホッキガイ(ウバガイ)、アサリ、ツブ類が多く水揚げされます。
また、野付風蓮道立自然公園にも指定され、野鳥の宝庫として有名な温根沼ではマガキが養殖されています。
根室では、四季様々な貝類の味を楽しむことができます。

9)その他

貝殻コンブの写真

代表的な根室の特産品として昆布が有名です。
特に貝殻島周辺で水揚げされる「貝殻コンブ」は、煮物などに最適な軟らかくて食べやすいヘルシーな食品で、人気の高いブランド昆布です。    

この記事に関するお問い合わせ先

根室市水産加工振興センター

〒087-0032
北海道根室市花咲港374番地

電話番号:0153-25-3313 ファックス:0153-25-3313

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更新日:2018年03月01日