主要加工機器一覧(目的別一覧)
8.魚介類を加熱・乾燥したい
電化焼機

株式会社タイヨー製作所 イチレンタイプ型 (平成12年度購入)
加熱した二枚の鉄板(200度以下)で魚介類等を挟んで加熱処理する機器。各種魚介類の焙焼処理や魚介せんべい等の製造が可能。
特殊パフ加工機(ヒートプレス)

株式会社セイワ技研 HPP-R-3型 (平成12年度購入)
加熱(100~200度程度)した二枚の熱板にあらかじめ乾燥した魚介類等を挟んで、約3トンの加重をかけて加熱・加圧処理する機器。交互・連続処理が可能。
オーブン

株式会社田葉井製作所 HPS-242型 (昭和60年度購入)
電気式の強制送風式の乾燥機器。一定の温度(40~300度)で魚介類等を乾燥・熱処理することが可能。庫内容量は約1000リットル。
全自動燻煙機

株式会社花木製作所 SMA-330型 (平成6年度購入)
魚介類の燻製製品を製造する際に必要な燻煙処理と中~高温乾燥(約30~70度)が可能な機器。約80×60センチメートルの金網24枚分の処理が可能。
ドラムドライヤー

ジョンソンボイラ株式会社 JM-T型 (平成17年度購入)
二本の加熱ドラム(100度以上)に魚介類等を接触・通過させることによって瞬間的に乾燥させる機器。1時間当たり10キログラム前後の処理能力があり、液体の濃縮も可能。
真空フライヤー装置

株式会社佐久間製作所 B-2型 (平成4年度購入)
減圧条件下で魚介類等を油揚する機器。100度以下の低温で油揚するため、高温での油揚による油脂の酸化等の抑制効果が得られる。処理容量約5リットル以下。
電磁フライヤー(卓上型)

株式会社マルゼン MIF-15TC型 (平成23年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量15リットル、温度設定範囲い100~220度。
電磁フライヤー
株式会社マルゼン MIF-18C型 (平成27年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量18リットル、温度設定範囲い100~220度。
9.魚介類を蒸煮・ボイル処理したい
蒸し器

関口温水機株式会社 (昭和53年度購入)
全自動ボイラーで製造した水蒸気を送り込んで加熱処理する機器。魚介類の蒸煮加熱処理や容器包装後の加熱殺菌(100度以下)が可能。温度調整とタイマー設定が可能。約60×50センチメートルのアルミ容器約10段分の処理が可能。
スチームコンベクションオーブン

タニコー株式会社 TSCO-4GB型 (平成16年度購入)
蒸気によるスチーム加熱(100度以下)とガスを熱源としたホットエアー加熱(300度以下)とスチームとホットエアーの同時加熱が可能な機器。庫内容量約35リットル。
ガス煮炊釜

服部工業株式会社 GHT型 (平成8年度購入)
ガスを熱源とした煮釜。魚介類のボイル処理や甘露煮や煮物などの製造、包装済み商品の低温加熱殺菌が可能。容量は約90リットル。
加圧真空式レオニーダー

梶原工業株式会社 KQSVP-06L型 (平成8年度購入)
自動ボイラーで製造した水蒸気を熱源とした煮釜。撹拌用の羽根があるため連続的に撹拌しながら加熱が可能。温度調整機能があり、減圧条件下あるいは加圧条件下での加熱処理も可能。容量約60リットル。
10.魚介類や昆布の煮物・甘露煮などを作りたい
ガス煮炊釜

服部工業株式会社 GHT型 (平成8年度購入)
ガスを熱源とした煮釜。魚介類のボイル処理や甘露煮や煮物などの製造、包装済み商品の低温加熱殺菌が可能。容量は約90リットル。
圧力煮鍋

株式会社堀九来堂 (昭和62年度購入)
ガスを熱源とした圧力釜。圧力調整機能があり、加圧加熱処理(約105~120度前後)が可能。甘露煮や佃煮などの製造や中骨等の軟化処理が可能。容量は約30リットル。
加圧真空式レオニーダー

梶原工業株式会社 KQSVP-06L型 (平成8年度購入)
自動ボイラーで製造した水蒸気を熱源とした煮釜。撹拌用の羽根があるため連続的に撹拌しながら加熱が可能。温度調整機能があり、減圧条件下あるいは加圧条件下での加熱処理も可能。容量約60リットル。
11.加熱殺菌処理したい(レトルト殺菌を含む)
蒸し器

関口温水機株式会社 (昭和53年度購入)
全自動ボイラーで製造した水蒸気を送り込んで加熱処理する機器。魚介類の蒸煮加熱処理や容器包装後の加熱殺菌(100度以下)が可能。温度調整とタイマー設定が可能。約60×50センチメートルのアルミ容器約10段分の処理が可能。
スチームコンベクションオーブン

タニコー株式会社 TSCO-4GB型 (平成16年度購入)
蒸気によるスチーム加熱(100度以下)とガスを熱源としたホットエアー加熱(300度以下)とスチームとホットエアーの同時加熱が可能な機器。庫内容量約35リットル。
ガス煮炊釜

服部工業株式会社 GHT型 (平成8年度購入)
ガスを熱源とした煮釜。魚介類のボイル処理や甘露煮や煮物などの製造、包装済み商品の低温加熱殺菌が可能。容量は約90リットル。
高温高圧調理殺菌機

株式会社日阪製作所 RCS-40RTGN型 (平成6年度購入)
容器包装詰製品(ビン・缶詰を含む)の加熱殺菌等を行うための機器。100度以下の低温殺菌以外はもちろん、120度前後のレトルト殺菌が可能。レトルト製品についてはF値測定が可能。
12.乾燥昆布や中骨などを粉末にしたい
粉砕機

不二パウダル株式会社 KⅡ-2型 (昭和55年度購入)
昆布や魚骨等を粉砕・粉末化のための機器。十分に乾燥させた物が処理対象となる。
パコジェット

株式会社エフ・エム・アイ PJ1型 (平成9年度購入)
魚肉等を凍結処理し、凍ったままで高速回転するステンレス製刃物で粉砕することが可能な機器。冷凍食品の粉砕・均質化(0.1ミリメートル以下)が可能。容器容量約1リットル。
ボールミル

ヤマト科学株式会社 UB32型 (平成6年度購入)
乾燥した魚骨等を粉末化するための機器。粉砕機よりもさらに粒子の細かい微粉末処理が可能。
オーブン

株式会社田葉井製作所 HPS-242型 (昭和60年度購入)
電気式の強制送風式の乾燥機器。一定の温度(40~300度)で魚介類等を乾燥・熱処理することが可能。庫内容量は約1000リットル。
13.魚肉やエキスを乾燥させて粉末状にしたい
ドラムドライヤー

ジョンソンボイラ株式会社 JM-T型 (平成17年度購入)
二本の加熱ドラム(100度以上)に魚介類等を接触・通過させることによって瞬間的に乾燥させる機器。1時間当たり10キログラム前後の処理能力があり、液体の濃縮も可能。
スプレイドライヤー

大川原化工機株式会社 L-8型 (平成2年度購入)
魚介エキス等の液状物から粉末エキスを製造するための機器。加熱缶内(約150~180度)に魚介エキス等を噴霧し、瞬間的に乾燥させることが可能。
減圧加熱濃縮機

株式会社佐久間製作所 SFC-500型 (平成14年度購入)
魚介エキス等の液状物を濃縮させるための機器。減圧状態で水分を蒸発させるので低温(約50度前後)で濃縮できるので変質を抑制することが可能。1時間当たり2~4倍濃縮で約70~40リットルの濃縮処理が可能。
凍結真空乾燥機

LABCONCO FD-5型(昭和53年度購入)
凍結状態の魚介類等を減圧状態で乾燥させるための機器。フリーズドライ食品を試作研究や魚介エキスの粉末化試験が可能。庫内容量約18リットル。
14.魚肉の脱水・脱脂、液状物の不純物を除去したい

国産遠心器株式会社 H-120型 (昭和53年度購入)
遠心力(回転数3000回毎分)によって魚介類に含まれている余分な水分や脂分を除去することが可能な機器。バスケット容量約3リットル。
濾過機

日本濾水機工業株式会社 HPF30-5K型 (昭和63年度購入)
魚介エキスや魚醤油等に含まれる不純物をろ紙等を用いて除去・ろ過するための機器。活性炭を用いた脱臭・脱色処理を行うことも可能。
15.その他の機器
丸型調味ミキサー

株式会社タイヨー製作所 (昭和57年度購入)
ドラム型の回転式ミキサー。魚介類の魚体洗浄や調味等が可能。処理量約40キログラム以下。
ミキサー

株式会社愛工舎製作所 MT-30H改造型 (平成16年度購入)
調味工程等で使用するミキサー。各種の撹拌子があり、回転速度の調整も可能。ボウル容量約30リットル。
金属検出機
アンリツ産機株式会社 KDB3018AHW型 (平成28年度購入)
食品中に混入した金属異物を検出するための機器。幅30センチメートル×高さ18センチメートル以内の大きさの製品を検査することが可能。
脂質測定機
大和製衡株式会社 フィッシュ・アナライザーDFA100型
(平成29年度購入)
サケ、サンマ、イワシ、サバ、ブリ等の脂肪分を簡易的に測定する機器。
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更新日:2018年03月01日