種類別加工機器1

主要加工機器一覧(種類別検索)

1.乾燥機器類

低温乾燥庫(キーパーフレッシュ)の写真

低温乾燥庫(キーパーフレッシュ)
ゴールドシステム株式会社 KF-2000型 (平成13年度購入)
魚介類の乾製品(一夜干等)を製造する際に使用する低温・除湿乾燥(約20〜30度)が可能な機器。約60×40センチメートルの金網10枚分の乾燥が可能。

全自動燻煙機の写真

全自動燻煙機
株式会社花木製作所 SMA-330型 (平成6年度購入)
魚介類の燻製製品を製造する際に必要な燻煙処理と中〜高温乾燥(約30〜70度)が可能な機器。約80×60センチメートルの金網24枚分の処理が可能。

オーブンの写真

オーブン
株式会社田葉井製作所 HPS-242型 (昭和60年度購入)
電気式の強制送風式の乾燥機器。一定の温度(40〜300度)で魚介類等を乾燥・熱処理することが可能。庫内容量は約1000リットル。

特殊パフ加工機(ヒートプレス)の写真

特殊パフ加工機(ヒートプレス)
株式会社セイワ技研 HPP-R-3型 (平成12年度購入)
加熱(100〜200度程度)した二枚の熱板にあらかじめ乾燥した魚介類等を挟んで、約3トンの加重をかけて加熱・加圧処理する機器。交互・連続処理が可能。

ドラムドライヤーの写真

ドラムドライヤー
ジョンソンボイラ株式会社 JM-T型 (平成17年度購入)
二本の加熱ドラム(100度以上)に魚介類等を接触・通過させることによって瞬間的に乾燥させる機器。1時間当たり10キログラム前後の処理能力があり、液体の濃縮も可能。

スプレイドライヤーの写真

スプレイドライヤー
大川原化工機株式会社 L-8型 (平成2年度購入)
魚介エキス等の液状物から粉末エキスを製造するための機器。加熱缶内(約150〜180度)に魚介エキス等を噴霧し、瞬間的に乾燥させることが可能。

減圧加熱濃縮機の写真

減圧加熱濃縮機
株式会社佐久間製作所 SFC-500型 (平成14年度購入)
魚介エキス等の液状物を濃縮させるための機器。減圧状態で水分を蒸発させるので低温(約50度前後)で濃縮できるので変質を抑制することが可能。1時間当たり2〜4倍濃縮で約70〜40リットルの濃縮処理が可能。

凍結真空乾燥機

凍結真空乾燥機
LABCONCO FD-5型(昭和53年度購入)
凍結状態の魚介類等を減圧状態で乾燥させるための機器。フリーズドライ食品を試作研究や魚介エキスの粉末化試験が可能。庫内容量約18リットル。

2.加熱・焙焼機器類

蒸し器の写真

蒸し器
関口温水機株式会社 (昭和53年度購入)
全自動ボイラーで製造した水蒸気を送り込んで加熱処理する機器。魚介類の蒸煮加熱処理や容器包装後の加熱殺菌(100度以下)が可能。温度調整とタイマー設定が可能。約60×50センチメートルのアルミ容器約10段分の処理が可能。

スチームコンベクションオーブンの写真

スチームコンベクションオーブン
タニコー株式会社 TSCO-4GB型 (平成16年度購入)
蒸気によるスチーム加熱(100度以下)とガスを熱源としたホットエアー加熱(300度以下)とスチームとホットエアーの同時加熱が可能な機器。庫内容量約35リットル。

高温高圧調理殺菌機の写真

高温高圧調理殺菌機
株式会社日阪製作所 RCS-40RTGN型 (平成6年度購入)
容器包装詰製品(ビン・缶詰を含む)の加熱殺菌等を行うための機器。100度以下の低温殺菌以外はもちろん、120度前後のレトルト殺菌が可能。レトルト製品についてはF値測定が可能。

過熱蒸気処理装置の写真

過熱蒸気処理装置
株式会社アルス ALS-MS型 (平成15年度購入)
常圧の状態で約150度以上に過熱した水蒸気によって魚介類を連続的に加熱処理する機器。従来の焙焼機等より熱伝達特性に優れ、低酸素雰囲気での加熱が可能なため、酸化抑制効果や脱油効果が得られる特徴がある。

ロースターの写真

ロースター
サンウェーブ機材株式会社 SG-60型 (昭和53年度購入)
セラミックプレートを使用したガス熱源の加熱機器。上火と下火によって魚介類等を焙焼することが可能。

電化焼機の写真

電化焼機
株式会社タイヨー製作所 イチレンタイプ型 (平成12年度購入)
加熱した二枚の鉄板(200度以下)で魚介類等を挟んで加熱処理する機器。各種魚介類の焙焼処理や魚介せんべい等の製造が可能。

ジュール加熱装置の写真

ジュール加熱装置
株式会社フロンティアエンジニアリング B-21型 (平成9年度購入)
魚肉に直接電気を流すことによって加熱処理するための機器。すり身等の一次加熱工程に用いられることが多く、昇温時間が早く、強い弾力が得られる特徴がある。

真空フライヤー装置の写真

真空フライヤー装置
株式会社佐久間製作所 B-2型 (平成4年度購入)
減圧条件下で魚介類等を油揚する機器。100度以下の低温で油揚するため、高温での油揚による油脂の酸化等の抑制効果が得られる。処理容量約5リットル以下。

電磁フライヤー(卓上型)の写真

電磁フライヤー(卓上型)
株式会社マルゼン MIF-15TC型 (平成23年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量15リットル、温度設定範囲100〜220度。

電磁フライヤーの写真

電磁フライヤー
株式会社マルゼン MIF-18C型 (平成27年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量18リットル、温度設定範囲100〜220度。

3.煮釜機器類

ガス煮炊釜の写真

ガス煮炊釜
服部工業株式会社 GHT型 (平成8年度購入)
ガスを熱源とした煮釜。魚介類のボイル処理や甘露煮や煮物などの製造、包装済み商品の低温加熱殺菌が可能。容量は約90リットル。

圧力煮鍋の写真

圧力煮鍋
株式会社堀九来堂 (昭和62年度購入)
ガスを熱源とした圧力釜。圧力調整機能があり、加圧加熱処理(約105〜120度前後)が可能。甘露煮や佃煮などの製造や中骨等の軟化処理が可能。容量は約30リットル。

加圧真空式レオニーダーの写真

加圧真空式レオニーダー
梶原工業株式会社 KQSVP-06L型 (平成8年度購入)
自動ボイラーで製造した水蒸気を熱源とした煮釜。撹拌用の羽根があるため連続的に撹拌しながら加熱が可能。温度調整機能があり、減圧条件下あるいは加圧条件下での加熱処理も可能。容量約60リットル。

カッター機器類

万能スライサー(万能裁断機)の写真

万能スライサー(万能裁断機)
株式会社朝日製作所 B2型 (昭和53年度購入)
乾燥昆布等のスライスが可能なカッター機器。最小で約0.5ミリメートル刻み、最大で87ミリメートル幅での裁断が可能。

細切カッターの写真

細切カッター
株式会社タイヨー製作所 スリバー150型 (昭和62年度購入)
約6ミリメートル幅で切断可能なカッター機器。イカの塩辛や繊維感を残した魚肉すり身を製造するための原料処理が可能。

FMフィッシュスライサーの写真

FMフィッシュスライサー
株式会社エフエム工業 FS-04-C型 (平成8年度購入)
冷凍魚の切り身処理や乾物のスライス等が可能なカッター機器。最小で約0.6ミリメートル刻み、最大で40ミリメートル幅でスライスや斜め切り(45度前後)も可能。

バンドソーの写真

バンドソー
株式会社中島製作所 NSO-25B型 (昭和57年度購入)
冷凍状態の大型魚やブロック状に固めた魚肉等を回転式の鋸刃で切断するための機器。

フードスライサーの写真

フードスライサー
株式会社榎村鐵工所 ES-2型 (昭和57年度購入)
野菜等の輪切り、短冊切り、おろし、千切り、笹切りが可能な機器。1時間当たりの切断能力は約300〜2500キログラム。

ハムスライサーの写真

ハムスライサー
服部工業株式会社 EHSM 100型 (昭和53年度購入)
回転式の丸刃のカッター機器。各種フィレーやボイルダコの薄切りなどの他、ブロック状に凍結すれことにより生コンブなども薄くスライス(約20ミリメートル以下)することが可能。

ロータリーカッターの写真

ロータリーカッター
株式会社いけだ (昭和62年度購入)
回転式の丸刃のカッター機器。ブロック状に凍結した魚肉等(約15×15×40センチメートル以内)を約0.5ミリメートル厚でスライス(約30ミリメートル以下)することが可能。

鰹節削機(山北式)の写真

鰹節削機(山北式)
株式会社山北鉄工所 KC14-1-70型 (昭和62年度購入)
鰹節を削るための専用機器。鮭トバなどの鰹以外の魚種でも十分に乾燥したものであれば削り節状に加工することが可能。

サンマ腹骨取り三枚卸機の写真

サンマ腹骨取り三枚卸機
株式会社ツネザワ商事 (平成21年度購入)
サンマなどの小型魚の腹須骨を除去し、フィレー処理する機器。頭部を除去した状態で手動投入した時の処理能力は約40尾/分。

ヘッドカッターの写真

ヘッドカッター
日本フィレスタ株式会社 F-102型 (昭和57年度購入)
サンマなどの小型魚の頭部を除去する機械。サンマ腹骨取り三枚卸機と連動させて、フィレー加工することが可能。処理能力は約90〜140尾/分。

5.撹拌機器類

丸型調味ミキサーの写真

丸型調味ミキサー
株式会社タイヨー製作所 (昭和57年度購入)
ドラム型の回転式ミキサー。魚介類の魚体洗浄や調味等が可能。処理量約40キログラム以下。

擂潰機の写真

擂潰機
株式会社ヤナギヤ RS-90型 (平成9年度購入)
なめらかで弾力のある魚肉すり身を製造するための機器。塩ずり工程や調味工程で使用する。処理量約70リットル以下。

サイレントカッターの写真

サイレントカッター
株式会社花木製作所 SCP-2A型 (昭和53年度購入)
三枚刃を高速回転させながら原料等のみじん切りやすり身の調味等を行うための機器。処理量約12キログラム以下。

ミキサーの写真

ミキサー
株式会社愛工舎製作所 MT-30H改造型 (平成16年度購入)
調味工程等で使用するミキサー。各種の撹拌子があり、回転速度の調整も可能。ボウル容量約30リットル。 

高速冷却撹拌機の写真

高速冷却撹拌機
STEPHAN社 UM12型 (平成27年度購入)
カッター刃を高速回転させながら原料等のみじん切りやすり身、乳化食品の製造等を行うための機器。本体ボールを冷却しながらの運転や減圧操作ができる。処理量約2〜5キログラム。

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更新日:2018年03月01日