施設設備機器利用ガイド

主な食品加工機器と使用用途について
1.加熱・乾燥機器類
  • 魚介類の干物や燻製を作りたい
  • 魚介類を加熱・乾燥したい
2.加熱・焙焼機器類
  • 魚介類の切り身や開き製品を焙焼したい
3.加熱・煮釜機器類
  • 魚介類を蒸煮・ボイル処理したい
  • 魚介類や昆布の煮物・甘露煮を作りたい
  • 低温殺菌・レトルト殺菌処理したい
4.加熱・油揚機器類
  • 魚介類をフライ処理したい
5.粉末化・濃縮機器類
  • 魚肉やエキスを乾燥させて粉末状にしたい
  • 乾燥昆布や魚肉・中骨を粉末化したい
6.カッター機器類
  • 魚肉や昆布をスライスしたい
  • 三枚卸や開き処理したい
7.撹拌・成型機器類
  • 魚肉を調味・混合したい
  • 魚肉すり身を製造したい
  • ミンチ状・すり身状にした魚肉を成型したい
  • 成型した魚肉にパン粉を付けたい
8.包装機器類
  • 製品を包装したい
9.その他機器類
  • 魚肉の脱水・脱脂したい
  • 魚肉の液状物の不純物を除去したい
  • 乾物をソフトに仕上げたい
  • 金属異物を検出したい
  • 魚肉の脂肪分を簡易的に測定したい

1.加熱・乾燥機器類

キーパーフレッシュの写真

1.低温乾燥庫(キーパーフレッシュ)
ゴールドシステム株式会社 KF-2000型 (平成13年度購入)
魚介類の乾製品(一夜干等)を製造する際に使用する低温・除湿乾燥(約20〜30度)が可能な機器。約60×40センチメートルの金網10枚分の乾燥が可能。

2.定湿低温乾燥機
GSK株式会社 KF-2000型 (令和5年度購入)


温度と湿度を一定の条件下で制御することで、過剰な表面乾燥を抑制し、効率的な乾燥が可能な機器。約60×40センチメートルの金網13枚分の乾燥が可能。

電子スモークの写真

3.電子スモーク装置

株式会社北陽 USM5A型(平成22年度購入)

原料を帯電させることで燻煙の粒子をムラが少なく付着・浸透させることによって短時間で燻煙処理が可能な装置。

電化焼器の写真

4.電化焼機
株式会社タイヨー製作所 イチレンタイプ型 (平成12年度購入)
加熱した二枚の鉄板(200度以下)で魚介類等を挟んで加熱処理する機器。各種魚介類の焙焼処理や魚介せんべい等の製造が可能。

ヒートプレスの写真

5.特殊パフ加工機(ヒートプレス)
株式会社セイワ技研 HPP-R-3型 (平成12年度購入)
加熱(100〜200度程度)した二枚の熱板にあらかじめ乾燥した魚介類等を挟んで、約3トンの加重をかけて加熱・加圧処理する機器。交互・連続処理が可能。

6.全自動燻煙機
株式会社花木製作所 SMA-330型 (平成6年度購入)
魚介類の燻製製品を製造する際に必要な燻煙処理と中〜高温乾燥(約30〜70度)が可能な機器。約80×60センチメートルの金網24枚分の処理が可能。

ドラムドライヤーの写真

7.ドラムドライヤー
ジョンソンボイラ株式会社 JM-T型 (平成17年度購入)
二本の加熱ドラム(100度以上)に魚介類等を接触・通過させることによって瞬間的に乾燥させる機器。1時間当たり10キログラム前後の処理能力があり、液体の濃縮も可能。


 

2.加熱・焙焼機器類

ロースターの写真

1.ロースター
サンウェーブ機材株式会社 SG-60型 (昭和53年度購入)
セラミックプレートを使用したガス熱源の加熱機器。上火と下火によって魚介類等を焙焼することが可能。

過熱蒸気処理装置の写真

2.過熱蒸気処理装置
株式会社アルス ALS-MS型 (平成15年度購入)
常圧の状態で約150度以上に過熱した水蒸気によって魚介類を連続的に加熱処理する機器。従来の焙焼機等より熱伝達特性に優れ、低酸素雰囲気での加熱が可能なため、酸化抑制効果や脱油効果が得られる特徴がある。

ジュール加熱装置の写真

3.ジュール加熱装置
株式会社フロンティアエンジニアリング B-21型 (平成9年度購入)
魚肉に直接電気を流すことによって加熱処理するための機器。すり身等の一次加熱工程に用いられることが多く、昇温時間が早く、強い弾力が得られる特徴がある。

4.卓上型コンベアオーブン
株式会社マルゼン MBCKー104 (令和3年度購入)
加熱に伴うカード発生を抑制するために連続的に表面焙焼処理を行うための機器。


 

3.加熱・煮釜機器類

蒸し器の写真

1.蒸し器
関口温水機株式会社 (昭和53年度購入)
全自動ボイラーで製造した水蒸気を送り込んで加熱処理する機器。魚介類の蒸煮加熱処理や容器包装後の加熱殺菌(100度以下)が可能。温度調整とタイマー設定が可能。約60×50センチメートルのアルミ容器約10段分の処理が可能。

スチームコンベクションオーブンの写真

2.スチームコンベクションオーブン
タニコー株式会社 TSCO-4GB型 (平成16年度購入)
蒸気によるスチーム加熱(100度以下)とガスを熱源としたホットエアー加熱(300度以下)とスチームとホットエアーの同時加熱が可能な機器。庫内容量約35リットル。

ガス煮炊釜の写真

3.ガス煮炊釜(直下釜)
服部工業株式会社 GHT型 (平成8年度購入)
ガスを熱源とした煮釜。魚介類のボイル処理や甘露煮や煮物などの製造、包装済み商品の低温加熱殺菌が可能。容量は約90リットル。

レオニーダーの写真

4.加圧真空式レオニーダー
梶原工業株式会社 KQSVP-06L型 (平成8年度購入)
自動ボイラーで製造した水蒸気を熱源とした煮釜。撹拌用の羽根があるため連続的に撹拌しながら加熱が可能。温度調整機能があり、減圧条件下あるいは加圧条件下での加熱処理も可能。容量約60リットル。

圧力釜の写真

5.圧力煮炊釜(圧力煮鍋)
株式会社堀九来堂 (昭和62年度購入)
ガスを熱源とした圧力釜。圧力調整機能があり、加圧加熱処理(約105〜120度前後)が可能。甘露煮や佃煮などの製造や中骨等の軟化処理が可能。容量は約30リットル。

高温高圧加熱殺菌器の写真

6.レトルト機(高温高圧調理殺菌機)
株式会社日阪製作所 RCS-40RTGN型 (平成6年度購入)
容器包装詰製品(ビン・缶詰を含む)の加熱殺菌等を行うための機器。100度以下の低温殺菌以外はもちろん、120度前後のレトルト殺菌が可能。レトルト製品についてはF値測定が可能。

toscooker

7.真空調理用加熱調理機                  株式会社TOSEI TT-351型(令和2年度購入)

真空調理用の加熱処理器で55~97℃の範囲の温度で設定可能。容量約30L 


 

4.加熱・油揚機器類

真空フライヤーの写真

1.真空フライヤー装置
株式会社佐久間製作所 B-2型 (平成4年度購入)
減圧条件下で魚介類等を油揚する機器。100度以下の低温で油揚するため、高温での油揚による油脂の酸化等の抑制効果が得られる。処理容量約5リットル以下。

卓上電磁フライヤーの写真

2.電磁フライヤー(卓上型)
株式会社マルゼン MIF-15TC型 (平成23年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量15リットル、温度設定範囲100〜220度。

電磁フライヤーの写真

3.電磁フライヤー
株式会社マルゼン MIF-18C型 (平成27年度購入)
ヒーター部が広い加熱面を持ち、油を加熱する際に低い温度帯で動作するため、高温過熱と油の酸化を防止する特徴がある。油容量18リットル、温度設定範囲100〜220度。


 

5.粉末化・濃縮機器類

ドラムドライヤーの写真

1.ドラムドライヤー
ジョンソンボイラ株式会社 JM-T型 (平成17年度購入)
二本の加熱ドラム(100度以上)に魚介類等を接触・通過させることによって瞬間的に乾燥させる機器。1時間当たり10キログラム前後の処理能力があり、液体の濃縮も可能。

スプレードライヤーの写真

2.スプレードライヤー
大川原化工機株式会社 L-8型 (平成2年度購入)
魚介エキス等の液状物から粉末エキスを製造するための機器。加熱缶内(約150〜180度)に魚介エキス等を噴霧し、瞬間的に乾燥させることが可能。

減圧加熱濃縮器の写真

3.減圧加熱濃縮機
株式会社佐久間製作所 SFC-500型 (平成14年度購入)
魚介エキス等の液状物を濃縮させるための機器。減圧状態で水分を蒸発させるので低温(約50度前後)で濃縮できるので変質を抑制することが可能。1時間当たり2〜4倍濃縮で約40〜70リットルの濃縮処理が可能。

凍結真空装置

4.凍結真空乾燥機
LABCONCO FD-5型(昭和53年度購入)
凍結状態の魚介類等を減圧状態で乾燥させるための機器。フリーズドライ食品を試作研究や魚介エキスの粉末化試験が可能。庫内容量約18リットル。

パコジェットの写真

5.パコジェット
株式会社エフ・エム・アイ PJ1型 (平成9年度購入)
魚肉等を凍結処理し、凍ったままで高速回転するステンレス製刃物で粉砕することが可能な機器。冷凍食品の粉砕・均質化(0.1ミリメートル以下)が可能。容器容量約1リットル。

粉砕機の写真

6.超微粉砕機
不二パウダル株式会社 K2U-2型 (昭和55年度購入)
昆布や魚骨等を粉砕・粉末化のための機器。十分に乾燥させた物が処理対象となる。

ボールミルの写真

7.ボールミル
ヤマト科学株式会社 UB32型 (平成6年度購入)
乾燥した魚骨等を粉末化するための機器。粉砕機よりもさらに粒子の細かい微粉末処理が可能。

6.カッター機器類

万能スライサーの写真

1.万能スライサー(万能裁断機)
株式会社朝日製作所 B2型 (昭和53年度購入)
乾燥昆布等のスライスが可能なカッター機器。最小で約0.5ミリメートル刻み、最大で87ミリメートル幅での裁断が可能。

細切りカッターの写真

2.細切カッター
株式会社タイヨー製作所 スリバー150型 (昭和62年度購入)
約6ミリメートル幅で切断可能なカッター機器。イカの塩辛や繊維感を残した魚肉すり身を製造するための原料処理が可能。

FMフィッシュスライサーの写真

3.FMフィッシュスライサー
株式会社エフエム工業 FS-04-C型 (平成8年度購入)
冷凍魚の切り身処理や乾物のスライス等が可能なカッター機器。最小で約0.6ミリメートル刻み、最大で40ミリメートル幅でスライスや斜め切り(45度前後)も可能。

フードスライサーの写真

4.フードスライサー
株式会社榎村鐵工所 ES-2型 (昭和57年度購入)
野菜等の輪切り、短冊切り、おろし、千切り、笹切りが可能な機器。1時間当たりの切断能力は約300〜2500キログラム。

鰹節削機の写真

5.山北式鰹節削機
株式会社山北鉄工所 KC14-1-70型 (昭和62年度購入)
鰹節を削るための専用機器。鮭トバなどの鰹以外の魚種でも十分に乾燥したものであれば削り節状に加工することが可能。

サンマ腹骨取り機の写真

6.サンマ腹骨取り三枚卸機
株式会社ツネザワ商事 (平成21年度購入)
サンマなどの小型魚の腹須骨を除去し、フィレー処理する機器。頭部を除去した状態で手動投入した時の処理能力は約40尾/分。

魚類裁割処理機の写真

7.魚類裁割処理機

旭マシン株式会社型式 M-CC(平成29年度購入)

サンマなどの小型魚をセンターカット、腹開き、背開き、二枚卸に処理する機器。頭部付または除去した状態で手動投入した時の処理能力は約30尾/分。

8.中大型用フィレーマシン
旭マシン株式会社 M-CL型(令和4年度購入)
中大型魚(1kg以上)や体幅のある魚種等のセンターカット、腹開き、背開き、二枚卸の処理が可能な機器。処理能力は約30尾/分

9.刺身用スライサー
日本フィレスタ株式会社 FSL-25-I型 (令和元年度購入)

 

フィレーを刺身用に斜切り(45度)できる機器。スライス幅は3,6,9,12mmが選択可能。

10.高速魚体処理機(ヘッドカッター)
日本フィレスタ株式会社 F-102型 (昭和57年度購入)
サンマなどの小型魚の頭部を除去する機械。サンマ腹骨取り三枚卸機と連動させて、フィレー加工することが可能。処理能力は約90〜140尾/分。

自動皮剥機の写真

11.自動皮剥機
東亜交易株式会社 TM-38 (昭和57年度購入)
各種フィレー等から皮を引き剥がすための機器。

バンドソーの写真

12.バンドソー
株式会社中島製作所 NSO-25B型 (昭和57年度購入)
冷凍状態の大型魚やブロック状に固めた魚肉等を回転式の鋸刃で切断するための機器。

13.ヒレカット機

旭マシン株式会社 HC型(令和3年度購入)

原料のヒレ等をカットする前処理工程を効率化するために活用する機器。

7.撹拌・成型・充填機器類

丸型調味ミキサーの写真

1.丸型調味ミキサー
株式会社タイヨー製作所 (昭和57年度購入)
ドラム型の回転式ミキサー。魚介類の魚体洗浄や調味等が可能。処理量約40キログラム以下。

ミキサーの写真

2.ミキサー

株式会社愛工舎製作所 MT-30H改造型(平成16年度購入)

調味工程で使用するミキサー。各種の撹拌子があり、回転速度の調整も可能。ボウル容量約30リットル

肉取り機の写真

3.魚肉採取機(肉取機)
株式会社ビブン OMM3 (平成16年度購入)
ミンチ状の魚肉を効率的に採取するための機器。採取した魚肉はすり身向け原料などに利用可能。1時間当たりの処理量は原魚約450キログラム。  

チョッパーの写真

4.チョッパー
株式会社平原鐵工所 42B型 (昭和53年度購入)
魚肉ミンチ等を効率良く製造するための機器。目皿を交換することによって極細〜粗挽き処理することが可能。熱処理した昆布や魚骨等の粉砕・均質化も可能。

擂潰機の写真

5.擂潰機
株式会社ヤナギヤ RS-90型 (平成9年度購入)
なめらかで弾力のある魚肉すり身を製造するための機器。塩ずり工程や調味工程で使用する。処理量約70リットル以下。

サイレントカッターの写真

6.サイレントカッター
株式会社花木製作所 SCP-2A型 (昭和53年度購入)
三枚刃を高速回転させながら原料等のみじん切りやすり身の調味等を行うための機器。処理量約12キログラム以下。

高速冷却撹拌機の写真

7.高速冷却撹拌機
STEPHAN社 UM12型 (平成27年度購入)
カッター刃を高速回転させながら原料等のみじん切りやすり身、乳化食品の製造等を行うための機器。本体ボールを冷却しながらの運転や減圧操作ができる。処理量約2〜5キログラム。

成型機の写真

8.成型機
株式会社日本キャリア工業 CF-15V (平成9年度購入)
回転式の専用ドラムによって、魚肉すり身等を楕円形や魚型などに連続的に成形するための機器。ホッパー容量約16リットル。

ハンドスタッファーの写真

9.ハンドスタッファー
DICK 6Ltr.型(平成10年購入)
魚肉ソーセージ等を製造するために使用する機器。手動式のピストンによって魚肉を押し出すことによって腸詰工程が可能。ホッパー容量約6リットル。

腸詰機の写真

10.腸詰機

株式会社なんつね 42B型 (平成30年度購入)

魚肉ソーセージ等を製造するために使用する機器。油圧式のピストンが魚肉を押し出すことにより腸詰工程が可能。ホッパー容量約12リットル。

パン粉付け機の写真

11.小型自動パン粉付機
マイコック産業株式会社 PB-3200S型 (平成24年度購入)
フライ製品のパン粉付を行うための機器(ドライパン粉専用)。成形機と連動することにより、連続した成形・パン粉付工程が可能となる。処理能力約50個以下/分。

スクリュープレスの写真

12.自動魚肉水晒脱水機(スクリュープレス)
富国工業株式会社 富国式200型 (昭和57年度購入)
水晒し後の魚肉を脱水するための機械。

裏漉し機の写真

13.うらごし機
株式会社ビブン SUM520型 (昭和53年度購入)
魚肉すり身中の皮や小骨等を取り除く機械。

定量計量充填機

14.定量計量充填機                                株式会社ナオミ RD703A型(令和2年度購入)

液体、粘体を約10~6000gまで充填することができる機器。液体は100℃まで充填可能。

15.真空タンブラー

有限会社竹内食品機械 VT-5型(令和3年度購入)

真空状態で攪拌することで短時間のうちに効率よく調味するための機器。

8.包装機器類

真空包装機の写真

1.真空包装機
株式会社TOSEI V-955L型 (平成29年度購入)
袋入り製品を真空包装する際に使用する機器。袋の長さは約30センチメートル以下用と約90センチメートル以下用の2タイプの切り替えが可能。

密着真空包装機の写真

2.密着真空包装機
株式会社ハイパック HI-750型 (昭和63年度購入)
熱伸展性・接着性のあるフィルムを使用することによって、製品の変形を抑えた真空包装が可能な機器。

ホットパック用真空包装機

3.ホットパック用真空包装機

株式会社TOSEI HVP382N型(令和2年度購入)

加熱調理後の食材を高温(60~95℃)のままパックすることが可能な機器。30cm×40cm以内の袋を真空包装可能

缶詰巻締機

4.卓上型缶詰巻締機                    木村エンジニアリング株式会社 ミニシーマMV4H型  (令和元年度購入)

缶詰製品の製造時に使用し、真空処理後に蓋を巻き締める機器。4号缶、6号缶、平3号缶を巻締可能。巻締能力は毎分2缶。

シュリンクトンネルの写真

5.シリンクトンネル
協和電気株式会社 S-450型 (昭和53年度購入)
熱収縮性フィルムを使用してビン入りや箱入り製品の外装を行うための機器。シリンクトンネルを通過させることによってフィルムを熱収縮処理させる。

ユニバーサルシーラーの写真

6.ユニバーサルシーラー
協和電気株式会社 T-600型 (昭和53年度購入)
熱収縮性フィルムによって箱入り製品等を外装するための機器。外装後にシリンクトンネルを通過させることによってフィルムを熱収縮処理させる。

シーラーの写真

7.シーラー
富士インパルス株式会社 (昭和53年度購入)
45センチメートル FI-K450-10型 / 30センチメートル FI-300型
袋入り製品を包装する際に使用する足踏み式のヒートシーラーで、シール幅が約30センチメートルのものと45センチメートルのものの2タイプがある。

カップシーラーの写真

8.カップシーラー
株式会社サニー・パック UF-202型 (平成10年度購入)
カップ状(直径6センチメートル×深さ約8センチメートル内)または深型トレー状(10センチメートル×14センチメートル×深さ5センチメートル以内)の容器入り製品を包装する際に使用するヒートシーラー。

9.その他機器類

ドラム式遠心分離機の写真

1.ドラム遠心分離機
国産遠心器株式会社 H-120型 (昭和53年度購入)
遠心力(回転数3000回毎分)によって魚介類に含まれている余分な水分や脂分を除去することが可能な機器。バスケット容量約3リットル。

濾過器の写真

2.水平濾板型濾過機
日本濾水機工業株式会社 HPF30-5K型 (昭和63年度購入)
魚介エキスや魚醤油等に含まれる不純物をろ紙等を用いて除去・ろ過するための機器。活性炭を用いた脱臭・脱色処理を行うことも可能。

3.ミートテンダー

ジャガード社製 (令和3年度購入)

 

加熱に伴い肉質が硬化する魚種に対して、肉質を軟化させるとともに、調味工程を短縮化するための機器。

乾物伸展機の写真

4.乾物伸展機

株式会社タイヨー製作所 3連式型 (昭和53年度購入)

バネ式の3連×2本ローラーに乾物を投入、ローラーがけすることによって、タラ・コマイ等の乾物をソフトに仕上げるための機器。

金属探知機の写真

5.金属検出機
アンリツ産機株式会社 KDB3018AHW型 (平成28年度購入)
食品中に混入した金属異物を検出するための機器。幅30センチメートル×高さ18センチメートル以内の大きさの製品を検査することが可能。

脂質測定器の写真

6.脂質測定機
大和製衡株式会社 フィッシュ・アナライザーTM DFA100型(平成29年度購入)
サケ、サンマ、イワシ、サバ、ブリ等の脂肪分を簡易的に測定する機器。

スーパーミニインジェクターの写真

7.スーパーミニインジェクター
株式会社トーニチ TN-SP30型 (平成13年度購入)
フィレー等に調味液や塩水等を注入するための試験機。約50×60ミリメートルの範囲内に30本の針を打ち込んで注入することが可能。

3Dfreezer

8.急速冷却・冷凍装置

古賀産業株式会社KQF-8A-300B型 (平成30年度購入)

高湿度冷気によって全方位から全体を均一に冷却し、-35℃~-45℃の急速凍結が可能な機器。


 

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2023年11月30日