新庁舎建設工事の進捗状況について

工事現場写真

令和6年3月

 新庁舎の正面玄関に定礎石を設置しました。定礎石とは、建築工事の開始を記念して、建物の安泰を祈るために行う「定礎式」において設置される石のことをいいます。現在では略式化され、建物の竣工時などに定礎石を設置することがあり、新庁舎は竣工間近での設置となりました。

定礎石の設置

新庁舎正面玄関の定礎石

令和6年3月

 新庁舎は3月末の竣工に近づき、内装工事やサインの設置工事が完了しました。

 各階の窓口にはカウンターを設置し、上部には手続き内容や課名が記載されたカウンターサインを設置しています。また、このほかにも庁舎内には案内表示板や室名札など、多くのサインを設置しており、視覚的な図で表現したピクトグラムの採用や、色の見え方が異なる方にも伝わるようカラーユニバーサルデザインに配慮し、誰にでも伝わりやすいサインとなっています。

 また、新庁舎内には根室市で観察することのできる野鳥をモチーフにしたシルエットデザインが各所に隠れていますので、庁舎をご利用の際にはぜひ探してみてください。

1階総合案内板

1階総合案内板

1階窓口カウンター

1階窓口カウンター

3階窓口カウンター

3階窓口カウンター

1階誘導サイン

ピクトグラムの案内サイン

令和6年2月

 現在、新庁舎では各階において内装工事を進めております。天井は電気類のケーブルの配線・配管作業を行っているほか、ダクトなど機械の吊込み作業を行い、岩綿吸音板という防音性・断熱性に優れた不燃天井材を貼る作業を進めております。そして柱や壁にはボードを貼り、仕上げの塗装を行うことで、新しい執務室の姿が徐々に見えてきました。

 また、執務室の床は実際の床下にさらに空間がある二重構造のOAフロアとなっており、この空間にはパソコンや電話機などの電気OA機器の配線を収納するほか、床吹出口による冷暖房の空調配管スペースとなっています。これにより、執務室内のスペースを有効活用することが可能になります。

 新庁舎のメイン玄関となるエントランスホールは、薄く軽い素材を使用した膜天井を貼り、周囲には道産材を使用した木ルーバーを設置しました。来庁者の皆さまを迎え入れるエントランスホールは、開放的で温かみのある空間となっています。

天井内の配線、配管、機械吊込み(R5.10)

柱や壁のボード貼り(R5.10)

天井岩綿吸音板貼り、柱や壁の塗装(R5.11)

OAフロアのパネル敷設(R5.12)

フロアカーペット貼り(R6.2)

エントランスホールの膜天井、木ルーバー(R6.2)

令和6年2月

 新庁舎は外装工事の終了に伴い、一部を残して仮囲いが撤去され、国道側には新庁舎の南玄関、現庁舎駐車場側には正面玄関が見えるようになりました。新庁舎は正面玄関、南玄関、北玄関の3か所の出入口があり、来庁者の目的に応じて庁舎を利用しやすい造りとなっています。

 また、玄関までの歩行者用通路はコンクリートブロックによる舗装を行っており、国道側の通路から正面玄関まではバリアフリーに配慮し、点字ブロックを敷設しています。

2.16庁舎外観

新庁舎外観

2.16南側玄関

南玄関

2.16正面玄関

正面玄関

2.16正面玄関前通路

歩行者用通路(オレンジ色が点字ブロック)

令和6年1月

 4階までの足場が組まれた後、10月頃には新庁舎の躯体が完成し、11月からは外装工事も進んで白色の外壁が目立つようになりました。

 12月上旬には建物の東西面に新庁舎の看板が設置されたほか、外装工事が終わった部分から徐々に足場が解体され、年内には新庁舎の外観がはっきりと分かるようになりました。

 新庁舎の外壁は白を基調とした明るい色合いとなっており、南北面には濃淡をつけた白色の外壁材を使用することにより、東西面とは違う雰囲気の顔になっています。

 また、新庁舎の1階と2階部分の間に見えるのは歩行者の屋根代わりとなる庇(ひさし)で、現在は鉄骨工事まで終了しています。

新庁舎外観(外壁)

4階まで躯体工事が進み、外装工事を行っています

新庁舎外観(足場)

外装工事が進み、白い外壁が目立つようになってきました

新庁舎外観(看板)

足場が解体され、外観がはっきりと分かるようになりました

新庁舎外観(南北)

濃淡をつけた南北面の外壁

令和5年8月

 8月も終わりに近づき、新庁舎は4階の躯体工事が始まりました。4階部分の足場は国道側から少しずつ組み立てられており、現庁舎の高さを超え、4階建てとなる新庁舎の高さが分かるようになってきました。 

 また、新庁舎へ設置される非常用自家発電機の製品検査を7月末に行いました。非常用自家発電機とは、停電などにより電力会社からの電力供給が途絶えた際に予備電源として稼働させる設備のことです。

 製品検査では実際に発電機が製造されている工場において、設置予定の製品が設計通りの仕様となっているかを確認するため、寸法検査をはじめ、始動試験、各保安装置試験、過負荷時の電圧や周波数の数値確認など、基準を満たしているかチェックし、無事に適合していることを確認しました。

新庁舎躯体工事

現庁舎(左)と建設中の新庁舎(右)

新庁舎躯体工事(国道側)

国道側から見た新庁舎

非常用自家発電機製品検査(拡大)

非常用自家発電機の検査状況

非常用自家発電機製品検査(全体)

非常用自家発電機の検査状況

令和5年6月

 冬期の休工期間を終え、令和5年3月に1階の躯体工事からスタートした新庁舎建設工事は、順調に作業が進み、現在は2階の躯体工事まで終了しました。足場によって新庁舎の躯体は見えにくい状態となっていますが、新庁舎の2階部分が3階建ての現庁舎とほぼ同じ高さになっており、徐々に新庁舎が姿を現してきました。

 今月からは3階の躯体工事が始まり、次に4階、屋上階と工事を進めていきながら、10月上旬には躯体工事が終了する予定となっています。

R5.6_新庁舎建設工事外観

現庁舎(左)と建設中の新庁舎(右)

R5.6_現庁舎からみた新庁舎2

現庁舎屋上からみた新庁舎(外観)

R5.6_現庁舎からみた新庁舎

現庁舎屋上からみた新庁舎

令和4年12月

工事の進捗状況について

 9月頃に行った山留工事の後は掘削作業を進め、10月からは地階部分の建設工事にとりかかっています。躯体の骨組みとなる鉄筋の組立やコンクリートの打設など、少しずつ作業を進め、12月現在は地階の躯体部分が姿を現しています。

 また、令和5年1月からは冬期の休工期間となることから、降雪に備え、躯体には養生を行っています。本格的に工事が再開するのは同年3月頃からの予定で、市役所の窓口部門が配置される1階部分の工事からスタートします。

 

新庁舎地階部分

新庁舎1階部分

新庁舎1階部分(奥が現庁舎)

地階部分の工事写真(10月~12月)

1.掘削作業

2.底盤配筋作業

3.コンクリート打設作業

4.コンクリート打設作業

5.配筋作業

6.壁枠の建込作業

7.梁掛け作業

8.型枠の組立作業

9.コンクリート打設作業

10.休工期間に備えた養生の設置

山留工事を行いました

 8月下旬から9月下旬にかけて、敷地周辺の地盤が崩れないように設置する「山留工事」を行いました。

 作業は親杭横矢板工法というもので、杭打ち機により地中にH型鋼を埋め込み、H型鋼同士の間に横矢板を差し込むことで周辺地盤を食い止めています。

 また、山留め工事の完了後は掘削作業を進めており、新庁舎の建設地は、事前の調査でも堅固な地盤であることが分かっていましたが、実際に掘り進めてみると、白煙が上がるほど固い地盤となっており、迫力のある作業となっています。

掘削工事のためのオーガ

オーガーによる掘削

杭の打設作業

H型鋼の打込み

打設した杭

打込み完了

掘削作業の様子

掘削作業の様子

令和4年8月

仮囲い・現場事務所を設置しました

 新庁舎建設工事が始まり、庁舎前庭に安全対策のための仮囲いを設置し、庁舎裏には現場事務所を設置しました。

 これらの仮囲いは新庁舎が竣工する令和6年3月頃まで設置する予定となっており、来庁者の皆さまには駐車スペースの制限や歩行者用通路の変更に伴い、ご不便・ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 また、来庁者用駐車場の出入口及び現庁舎の正面玄関・地下玄関はこれまでと同様にご利用いただけますのでよろしくお願いいたします。

庁舎前庭の仮囲い

庁舎前庭の仮囲い

庁舎前庭の仮囲い

庁舎前庭の仮囲い

庁舎裏の現場事務所

庁舎裏に設置された現場事務所

令和4年7月

外構準備工事、附属建物解体工事が完了しました

 本年5月に着手した外構準備工事、附属建物解体工事が完了しました。

 庁舎前庭は緑地帯の撤去後、舗装を行い、駐車区画線を新たに引き直し駐車スペースを確保しました。この駐車場は新庁舎の建設工事中、一部に仮囲いが設置される予定でありますが、引き続き来庁者用駐車場としてご利用いただけます。

 庁舎裏は車庫や倉庫などの附属建物がすべて解体されました。この場所は新庁舎の建設工事中、施工業者の現場事務所や資材置場などに利用します。また、解体工事の際に使用していた仮囲いが一部残っていますが、これは新庁舎の建設工事においても使用する予定です。

※新庁舎建設工事の仮囲いイメージは下の図をご覧ください。

外構準備工事
外構準備工事完了前_庁舎前庭

市役所前庭駐車場(工事前)

外構準備工事完了前_庁舎前庭

市役所前庭駐車場(工事前)

外構準備工事完了後_庁舎前庭

市役所前庭駐車場(工事後)

外構準備工事完了後_庁舎前庭

市役所前庭駐車場(工事後)

附属建物解体工事
附属建物解体工事完了前_庁舎裏

市役所裏の付属建物(工事前)

附属建物解体工事完了前_庁舎裏

市役所裏の付属建物(工事前)

附属建物解体工事完了後_庁舎裏

市役所裏(工事後)

附属建物解体工事完了後_庁舎裏

市役所裏(工事後)

新庁舎建設工事仮囲いイメージ図

新庁舎建設工事の仮囲いイメージ図

新庁舎等整備工事安全祈願祭が行われました

 新庁舎建設工事の着手に伴い、工事期間中の安全を祈願するため、施工者主催の安全祈願祭が7月4日、新庁舎の建設予定地において行われました。

 安全祈願祭には工事関係者のほか、市長や市内関係団体など約100名が参列し、工事の安全を祈願しました。

 新庁舎は約21か月間の工期を経て、令和6年3月に竣工し、同年5月の供用開始を予定しています。また、工事期間中は来庁者の皆さまに何かとご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

新庁舎等整備工事安全祈願祭
新庁舎等整備工事安全祈願祭
新庁舎等整備工事安全祈願祭
新庁舎等整備工事安全祈願祭

令和4年6月

市役所前庭の樹木を移植しました

 市役所前庭ではチシマザクラやシコタンマツなどの樹木が成長しておりましたが、来庁者用駐車場の整備に伴い、一部の樹木を敷地内に移植しました。

 移植の樹木は令和3年5月に樹木医による根回し作業(移植先でも樹木の根が成長できるように行う事前準備)が行われており、今回の移植についても樹木医の立会いのもと作業が行われました。

 作業日当日は大きなクレーン車により樹木を吊り上げ、ときわ台公園側にチシマザクラ1本、シコタンマツ1本を移植し、根室振興局側にチシマザクラ1本を移植しました。

 

樹木移植図面

                       移植前の樹木配置図

 

移植のため吊られるシコタンマツ

移植のため吊られるシコタンマツ

移植のため吊られるチシマザクラ

移植のため吊られるチシマザクラ

令和4年6月移植されたチシマザクラとシコタンマツ(ときわ台公園側)

移植されたチシマザクラ(左)とシコタンマツ(右)

(ときわ台公園側)

令和4年6月移植されたチシマザクラ(根室振興局側)

移植されたチシマザクラ(根室振興局側)

令和4年5月

外構準備工事、附属建物解体工事が始まりました

 新庁舎の建設後、現在の前庭は来庁者用駐車場として広く利用するため、緑地帯は国道側の一部を残し、整備します。また、緑地帯の中央部にはチシマザクラやシコタンマツなどの樹木があり、これらは敷地内に移植する予定となっています。

 現庁舎の裏には公用車用の車庫や書庫・倉庫などがありますが、新庁舎建設後、この場所は公用車や職員の車の駐車場として利用するため、附属建物は解体を予定しています。

 この外構準備工事・付属建物解体工事は令和4年5月の連休明けから着手し、6月末ころまでに完了する見込みです。

令和4年5月市役所前庭

市役所前庭駐車場

令和4年5月市役所前庭右

市役所前庭駐車場

令和4年5月車庫

市役所裏の附属建物(車庫)

令和4年5月車庫拡大

市役所裏の附属建物(車庫)

工事着手前

令和4年5月市役所前庭駐車場

市役所前庭駐車場

令和4年5月市役所前庭駐車場その2

市役所前庭駐車場

令和4年5月市役所裏の車庫

市役所裏の附属建物(車庫)

令和4年5月市役所裏の倉庫

市役所裏の附属建物(倉庫)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部庁舎整備推進課

〒087-8711
北海道根室市常盤町2丁目27番地
根室市役所 2階
電話番号:0153-23-6111(代表) ファックス:0153-24-8692

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更新日:2024年03月19日