2025(令和7)年7月19日・20日 第67回ねむろ港まつり
【ねむろの初夏を彩る2日間】
根室に夏の訪れを告げる恒例行事、「第67回ねむろ港まつり」が7月19日から2日間にわたって開催されました。
初日は金刀比羅神社での「海の祈願祭」で幕開けし、「ジュニアコンサート」や「千人踊り」などが行われました。
「ジュニアコンサート」では根室市総合文化会館小ホールを会場に、アンサンブル・よさこい・吹奏楽など幼稚園児から高校生までの8団体が、美しい音色や、元気いっぱいの踊り、力強い太鼓を披露。児童・生徒たちの真剣な姿に、観客から盛大な拍手が送られ、会場には温かな感動が広がりました。
「千人踊り」では、23団体・約700名が参加。浴衣や法被の色鮮やかな列が踊りながら街を練り歩き、根室の夏の夜に賑わいとぬくもりを添えました。千人踊りの終了後には、ねむろ太鼓保存会が演奏を披露。力強い太鼓の響きが観客の心と身体を揺さぶり、会場は熱気に包まれました。
2日目は根室港を会場に、「舟こぎレース」や「みなと見学会」、「巡視船一般見学」「ねむろまるごとバザール」など、子どもから大人まで楽しめる多彩なイベントが展開。
「舟こぎレース」では、炎天下の中、必死に舟をこぐ出場者の姿と白熱したレース展開に、観客たちは歓声を上げて応え、会場は大いに盛り上がりました。
祭りのフィナーレを飾ったのは花火大会。今年は天候にも恵まれ、心地よい暖かさの中、初夏の夜空に打ち上がる花火が多くの人の心を照らしました。
こうして、今年も多くの笑顔と歓声に包まれながら、「ねむろの夏の風物詩」が華やかに幕を閉じました。
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更新日:2025年08月01日