2025(令和7)年2月7日 2025 「北方領土の日」根室管内住民大会
【管内住民が、領土問題解決への決意固める】
『北方領土の日』である2月7日、総合文化会館を会場に「根室管内住民大会」が開催され、管内一市四町の住民が、領土問題の早期解決への思いを訴えました。
式典では西村中標津町長が「これまで永きにわたり、返還運動に命を懸けて取り組んできた先達の思い、北方領土問題の早期解決に向けた『志』をさらに高く掲げ、政府の外交交渉を後押しするため、私たち北方領土隣接地域の住民が一丸となり、当時の決意と変わらない熱い思いで返還要求運動を強力に推進していく」と挨拶。
また、元島民を代表して登壇した多楽島出身の工藤繁志さんは「政府に対し、墓参をはじめとする一日も早い四島への訪問事業の再開、そして返還の道筋をつける力強い外交交渉を強く求める」と訴え、「後継者の皆さんと力を合わせ、そして残された力を振り絞り、島が還るまで全力を尽くす」と決意を表明しました。
式典の最後には、千島歯舞諸島居住者連盟根室管内後継者連絡協議会などによるシュプレヒコールが行われ、総勢750人の参加者が『北方領土を返せ』『返還要求運動の輪を広げよう』と拳を突き上げました。
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更新日:2025年04月08日