2023年4月1日 年度始めにあたって

isigakishityo

年頭にあたって

 市長の石垣です。

 この春、根室市内でも多くの若者が新社会人として前途洋々の希望と多少の不安を胸に、新たな人生の一歩を踏み出されたことと思います。今後一層のご活躍を期待するとともに、新社会人としてのスタートを、心からお祝い申し上げます。

 さて、この3年間の最優先課題、新型コロナウイルス感染症対策と社会経済活動再開への対応でありました。こうした中、本年5月から新型コロナは、感染症法上の位置付けが5類へ移行することとなり、社会経済活動の正常化へと向かっていくものと考えております。
 また、近年、これまでの価値観や概念を大きく変えるパラダイムシフトが加速化しており、変革の時期、これを好機にあらゆる意味でゲームチェンジャーとしてのチャンスと捉え、根室市の発展に繋げてまいりたいと思います。
 「故郷・根室」が、今後、持続的に発展するためには、人口減少の中の厳しい都市間競争に打ち勝っていくことが必要であります。
 関係人口から定住人口へと新しい人の流れを作る、そのキーワードは、「選ばれるまち」であり、その実現のため、本年度を「移住元年」と位置づけ、子育て支援や企業立地の促進支援など、移住関連施策として取組みを進めるとともに、関係機関・団体と連携を図りながら、10年、20年先を見据え、持続可能で選ばれるまちづくりを進めてまいります。
 「選ばれるまち」になるためには、ここで暮らす市民がそれぞれの輝きの中で笑顔でなければなりません。「故郷・根室」のポテンシャルを活かし、豊かで活力ある未来を創るため、誰一人取り残さないというSDGsの理念を胸に、市民皆様と共に、また、産業経済界の皆様との連携のもと、市政運営に全力を尽くしてまいります。

 本年度、
【「子育て・医療・福祉」の充実による温もりあるまちの実現】
【持続可能なまちづくりに向けた足腰の強い「産業・経済基盤」の確立】
【千島海溝沿い巨大地震など大規模災害への「防災・減災対策」の強化】
【「北方領土問題」の解決に向けた取組みの再構築と内政措置の拡充】

これら4つの重点施策を掲げ、根室市が持つ可能性と潜在する力を最大限に引き出すために、その先頭に立ち、責任をしっかり果たして参ります。
市民皆様の市政に対する一層のご理解とご協力をお願いします。

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北海道根室市常盤町2丁目27番地
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更新日:2023年04月13日