国民健康保険


国民健康保険制度
国民健康保険制度は、国民健康保険法に基づき、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的としています。
わたしたちは、いつ病気やけがをするかわかりません。そんなとき、お金がなくて、お医者さんにかかれないとしたら大変です。
国民健康保険は、そういう場合にそなえ、加入者の皆さんが安心して医療を受けることができるよう、保険給付を行うための医療保険制度です。
被保険者
国民皆保険
職場の健康保険(健康保険組合、共済組合など)に加入している人、生活保護を受けている人などを除いて、その市町村区の区域内に住んでいる人はみんな国保の加入者(これを被保険者といいます)になります。いわゆる強制加入制です。
これは、昭和36年4月から実施されるに至った、「国民皆保険」(みんなが、どれかの医療保険に加入する)制度に基づくものです。
保険税の決め方
保険税は、その年に予測される医療費や各市区町村の実情に応じて決められます。(そのため年度によって変動)その年に予測される医療費から、国の補助金、被保険者が医療機関の窓口で支払う一部負担金を除いた額が保険税となります。
根室市の保険税算出は、下記をクリックしてください。

保険税はいざというときの”安心料”

「病気などめったにしないので、お医者さんにかかることがほどんどない。」
「それでも保険税を納めるのはムダな気がする・・・」

- しかし、人間は生身であり、絶対に病気やケガをしないとは、いいきれません。不幸にして重い病気になり、医療費にばく大なお金がかかることもあるかもしれません。そんなとき、治療にかかるお金を全額自己負担していたら、その人は経済的な苦境に立たされてしまいます。
- そこで、そのようなことにならないように、加入者の皆さんから納めていただく保険税や国などの補助金等を財源として、万一のとき、安心して医療を受けられることにより、皆さんの健康を守っていこうというのが、国保の目的なのです。
保険税は国保をささえます。
保険税は貴重な財源となっています。もし保険税を滞納していると、差押などの滞納処分の対象となるだけではなく、収納率が低いということで、国の補助金が減らされることがあります。こうなると、国保事業の運営に重大な支障をきたし、保険税の引き上げにもつながります。
国保の危機を招かないため、また皆さんの負担を減らすために、保険税は必ず期日までに納めましょう。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2020年07月28日