感染症情報及び警報発令状況

感染症情報

警報発令状況

手足口病

 手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、コクサッキーやエンテロウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気ですが、まれに中枢神経系の合併症が出ることがありますので注意をする必要があります。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。

 令和6年第35週(令和6年8月26日~令和6年9月1日)において、根室保健所管内の定点あたりの手足口病患者報告数は、警報基準である5人以上となりましたので、まん延を防止するため警報が発令されました。

 今後、根室保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

手足口病の流行について(警報)(PDFファイル:139.7KB)

 警報解除については、根室保健所ホームページをご確認ください。

 手足口病の感染予防には手洗いが有効です。特に保育施設など乳幼児が集団生活を行う場所では、集団感染が起こりやすいため、手洗いのほか、排泄物等を適切に処理するよう努めてください。

咽頭結膜熱

 アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎といった症状を来す、小児に多い病気です。
プールでの接触やタオルの共用により感染することもあるので、「プール熱」とも呼ばれることもあります。
季節によらず年間を通じて発生しますが、6月ころから徐々に増え始め、7~8月にピークとなります。

 

 令和6年第46週(令和6年11月11日~令和6年11月17日)において、根室保健所管内の定点あたりの咽頭結膜熱患者報告数が、警報基準値である3人以上(3.00人)となりましたので、まん延を防止するため警報が発令されました。

 今後、根室保健所管内において流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めるようお願いします。

警報解除については、根室保健所のホームページをご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部健康推進課

〒087-8711
北海道根室市常盤町2丁目27番地
根室市役所 1階
電話番号:0153-23-6111(代表) ファックス:0153-24-8692

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更新日:2024年11月22日