2階北方資料館
北方四島交流センターの2階、展示室「北方資料館」は2つの部屋を設けており、北方四島に関する歴史的にも貴重な写真、書物、地図などを展示しています。
入場無料 午前9時〜午後5時(貸室としては利用できません)
北方資料館1
この資料室では、北方探検家として蝦夷地開発に尽力した「松浦武四郎」、幕府蝦夷地調査隊に加わり蝦夷地や千島列島を調査し地図を作製した「最上徳内」やともに調査した「近藤重蔵」、国後・択捉間の安全な航路を切り開いた「高田屋嘉兵衛」、通商に訪れた「アダム=ラクスマン」などの関係資料を展示しています。
また、「クナシリ・メナシの戦い」の際、松前藩に協力した有力なアイヌの肖像画「夷しゅう列像」を展示しています。
北方資料館2
この資料室では、北方領土返還要求運動の始まりと言われている「安藤石典」根室町長から連合国軍最高司令官「ダグラス・マッカーサー」元帥に提出した陳情書をはじめ、安藤町長が行ってきた返還要求運動に関する資料を見ることができます。
また、北方四島に関した記述のある学校教科書や、日露通好条約から2016年の日ロ首脳会談までの日ロ間の動きをパネル展示しています。
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更新日:2022年06月23日