1階展示室

北方四島交流センターの一番の見学コーナーはこの展示室です。
全部で5つのコーナーを設け、北方領土の歴史や四島の人々の生活などをわかりやすく紹介しています。
各展示資料は、英語、ロシア語にも対応しています。

【展示室は5つのコーナーに分かれています。】
「四島の歴史」コーナー

「四島の歴史」コーナーでは、北方四島に関する歴史をパネルや映像を用いて時系列で解説しています。
「四島のくらし」コーナー

「四島のくらし」コーナーでは、四島の人たちのくらしを紹介しています。
四島では漁業が盛んで、特にカニ漁については「からくりシアター」を設け、8分ほどの映像で水揚げから缶詰製造までの人々の様子を紹介しています。
また、四島それぞれから代表された11名の元島民の方から聞いた、当時の日常生活や文化などの実体験を聞くことができるブースも設けています。
「四島のいま」コーナー

「四島のいま」コーナーでは、模型や映像を通じて、ロシアの日常生活や文化について紹介しています。
また、これまでの返還運動について、当時の新聞記事をもちいて紹介する展示ブースも設けています。
さらに、根室と国後島間の通信手段として使用されていた「電信ケーブル」を展示しており、これは四島と北海道が繋がっていたことを証明する貴重な資料となっています。
「四島との交流」コーナー


「四島との交流」コーナーでは、第1回目から現在までのビザなし交流の様子を記録した写真を保管し、一部の写真は大きく引き伸ばしパネルにして展示しています。
また、四島との交流の様子を撮影した映像資料も用意しています。
「ミニシアター」

「ミニシアター」では、四島の海や山、鳥や魚など手つかずの自然とそこに住む動物たちの様子を紹介する「四島の海と大地から」と、四島との交流、主に日本から四島に訪問した際の様子を紹介する「北方四島交流事業から見えたこと」と題した2つの資料映像を見ることができます。
視聴時間は、それぞれ15分程度となっています。
【展示室概要】
面積 386平方メートル
利用時間 午前9時から午後5時まで
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年06月23日