平和祈念推進事業
平和推進事業
世界の恒久平和は人類共通の願いであり、美しい自然に囲まれた郷土と明るく平和で安全な郷土を後世に引き継ぐことは、私たち根室市民の責務であります。
しかしながら、核兵器は今なお保有国が存在するなど、世界の平和と人類の生存に大きな脅威をもたらしています。
我が国は世界唯一の被爆国であり、広島、長崎の惨禍を二度と繰り返してはなりません。
私たち根室市民は核兵器廃絶と戦争のない平和な社会を築くため、核兵器廃絶と戦争のない平和な社会を築くことを目的に平成23年3月に「非核平和都市宣言」を行い、同年5月「平和市長会議」へ加盟しました。
トピックス
「根室市平和祈念の碑」除幕式を行いました。
平和祈念碑の建立について
安心して暮らせるまちづくりの基本は平和にあり、戦争によって引き起こされた悲劇や先人の苦労を後世に伝えていく必要があります。
今日、根室空襲を体験した方々も高齢化が進み、空襲に関する記憶の風化が懸念されている中、「根室空襲」の事実を広く市民に知っていただくとともに、その記憶を次代に引き継いでいくことが、「空襲で亡くなられた方々への追悼」と「我が国の恒久平和」を願う根室市民の総意であると考えております。
「戦後70周年」を機に、根室空襲の事実と悲劇を風化させず、戦争のない平和な社会を築くことを再認識し、再び悲惨な戦争が繰り返されることのないよう「平和」への想いを市民とともに誓い、恒久平和を願うシンボルとして、根室空襲の中心地であった鳴海公園に「根室市平和祈念の碑」を建立しました。

「根室市平和祈念の碑」
碑文
戦後すでに70年の歳月が流れ、戦争と空襲の記憶も風化されようとしております。今日の平和と繁栄は、先人の尊い犠牲とご努力によって築かれたものであることを忘れてはなりません。そして数多くの根室空襲で犠牲になられた方々に対して、心から追悼申し上げますとともに、戦争により引き起こされた悲惨さと苦しみの真実、そして平和の尊さを後世に語り継いでいかなければなりません。
この節目の年にあたり、戦争の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、私達は改めて戦争のない恒久の平和を願い、「根室市平和祈念の碑」を建立いたします。
平成27年8月15日
根室市長 長谷川 俊輔
除幕式の様子




主な取り組み
根室市非核平和都市宣言
根室市では、平成23年3月18日に「非核平和都市宣言」をしました。 宣言文の内容は次のとおりです。
世界の恒久平和は、人類共通の願いであり、美しい自然に囲まれた郷土と、明るく平和で安全な郷土を後世に引き継ぐことは、私たち根室市民の責務であります。
しかしながら、核兵器は今なお保有国が存在するなど、世界の平和と人類の生存に大きな脅威をもたらしています。
我が国は世界唯一の被爆国であり、広島、長崎の惨禍を二度と繰り返させてはなりません。 私たち根室市民は、核兵器廃絶と戦争のない平和な社会を築くため、ここに「非核平和都市」を宣言します。
平和首長会議への加盟
平成23年5月1日付けで平和首長会議に加盟しました。 平和首長会議は、核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画に賛同する世界各国の都市で構成された団体で、世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。
原爆パネル展の実施
平成25年8月図書館で原爆パネル展・根室空襲パネル展を実施しました。
あわせて展示コーナーに本棚を設置しました。


平成24年2月市役所1階ロビーで実施しました。


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更新日:2018年03月01日