旧庁舎解体改修工事の進捗状況について

令和7年3月

 旧庁舎は2月末から外部の解体工事が始まり、目に見えて解体作業が進んでいることが分かるようになってきました。

 解体には大型の重機が使用され、はさみのような爪で建物の上部からコンクリートや鉄筋などをどんどん圧砕し、勢いよく旧庁舎が解体されています。

 1階から4階までの地上部分は令和7年3月末頃までに全て解体され、地階部分は防災備蓄品などを保管する倉庫として利用するため、4月から改修工事を行います。この改修工事は約8か月の工期を見込んでおり、令和7年11月末頃を目途に完成を予定しています。

R7.3_旧庁舎棟解体改修工事
R7.3_旧庁舎棟解体改修工事
R7.3_旧庁舎棟解体改修工事
R7.3_旧庁舎棟解体改修工事
R7.3_旧庁舎棟解体改修工事

旧庁舎の棟札(むねふだ)が見つかりました

 現在、旧庁舎は内部の解体工事を進めており、天井や床などの内装材や設備機器を撤去し、建物の中を空にする作業を行っております。

 先日、この旧庁舎解体工事の最中に、3階議場の屋根裏から旧庁舎の棟上(むねあげ)の際に設置された「棟札(むねふだ)」が見つかりました。

 棟札とは、建物の骨組みが完成した際に行われる棟上式(むねあげしき)において、建物の記録のために棟木(むねぎ)や梁(はり)など、建物内部の高い所に取り付ける木の札のことをいい、この棟札は昭和47年12月21日に行われた旧庁舎の棟上式において取り付けられたものです。

 この棟札は建物の歴史を知ることができる貴重な資料として、歴史と自然の資料館に収蔵する予定となっておりますが、令和7年3月31日まで新庁舎1階エントランスホールに展示しておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

旧庁舎棟札

更新日:2025年03月07日