職員人材育成基本方針
根室市職員研修基本計画(平成27年度〜平成31年度)
本市は、これまでも市民に身近な行政サービスの担い手としての心構え、職員の意識改革や職務遂行のために必要な能力の開発・向上を目指した人材育成など、様々な取り組みを行ってきました。
しかし、地方自治体を取り巻く環境は、少子高齢化のさらなる進行や景気の低迷が続く中、全国の自治体が、定住・移住や少子化対策などに新たな発想や視点で取り組み、また、政府においても、経済の活性化や少子高齢化などの諸課題の解決に向け、新たな仕組みを作るべく、新たな法律の制定などを行い、地方とともに国全体の再生に取り組んでいる状況にあります。
このような状況の中、当市においては、平成27年4月「第9期根室市総合計画」を策定し、将来都市像『海と大地に根ざす「生産・交流都市」ねむろ』を掲げ、市民一丸となって、北海道に欠かすことができない「まち」としていくための歩みをはじめたところです。
この将来都市像の実現に向けて、職員一人ひとりが自らも地域の一員であることを自覚し、市民の負託を受けて職務を遂行しているという認識に立つとともに、自ら考え解決することを心掛ける意識改革と多種多様な課題に対応するために必要な能力開発の向上など、積極的に進める必要があります。
「根室市職員人材育成基本方針」は、これらの観点から職員の意欲と能力の向上を目指して、今後取り組むべき総合的な人材育成案の全体像を明らかにしたものであり、この方針に基づいて、職員の能力開発や資質向上に向けた職員研修の充実に努めていきます。
なお、「根室市職員研修基本計画」は、本方針に基づき、5ヵ年度毎に時代のニーズに対応した研修プログラムなどを示すものであり、計画的かつ効果的・効率的な研修の実施に努めていきます。
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更新日:2018年03月01日