2021(令和3)年9月2日 ホッカイエビ種苗放流

【過去最多6.2万尾を放流】

「つくり育てる漁業」に取り組む市水産研究所では、ホッカイエビの資源増大を目指し、市内4漁協の前浜へ稚エビを放流しました。

7年目を迎えた本事業。5月に根室半島沿岸で抱卵した親エビ約300尾を確保し、ふ化した稚エビ11万尾を昨年完成した市栽培漁業研究センターに収容・飼育していました。

新施設の栽培漁業研究センターでは、水温をエビが好む15℃以上に管理できることに加え、今年はさらに、水槽内に植物プランクトンを繁茂させ、餌料環境を整えて飼育。3カ月後、放流する体長3センチまで生き残った尾数は過去最多の6.8万尾、生残率も約62%と過去最高に。

市水産研究所は「生残率が目標の6割を超えたが、さらに飼育技術を向上させ、エビ漁業が将来的に長く続けられるよう継続して取り組んでいきたい。」と話しています。

ホッカイエビ種苗放流
ホッカイエビ種苗放流
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更新日:2022年01月06日