2023(令和5)年6月30日 ヤナギダコ稚ダコ放流

【資源回復を願い 4年ぶりの放流】

平成22年よりヤナギダコの研究に取り組んでいる市と東海大学海洋学部と落石漁協では、人工生産した稚ダコ3,300匹を放流しました。

ヤナギダコの漁獲量は平成17年の5,000トンをピークに、近年は1,000トン前後まで減少しており、効果的な資源増大対策が求められています。

生態が未解明な部分が多いヤナギダコですが、市水産研究所ではこれまでの研究で親ダコの飼育、産卵、ふ化の種苗生産技術を確立しており、今回、放流した稚ダコは昨年4月に採取した親ダコ60匹からふ化させたもので、体長は約3cmほど。

この日は、落石漁港地先の水深7mの海中に設置したホタテの殻を利用した漁礁へ、潜水士の手によって稚ダコが放流されました。

今後、水中カメラなどにより追跡調査を行う予定となっています。

ヤナギダコ稚ダコ放流
ヤナギダコ稚ダコ放流
ヤナギダコ稚ダコ放流
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更新日:2023年10月05日