2022(令和4)年8月30日 根室市総合防災訓練
【関係機関の連携強化を図る】
千島海溝沿い巨大地震が発生し、大津波警報が発表されるという想定のもと、関係33機関が一堂に会し、市総合防災訓練を開催しました。
当市は『今後30年以内に震度6弱以上の地震に見舞われる確率が80%』と全国で2番目に高い予想が示されており、また、7月に北海道が公表した千島海溝沿い巨大地震の被害想定では、冬の夕方に地震が発生した場合の津波による死者数が最悪の状況で『2,300人』という予測がされ、市ではこれを「ゼロ」に近づけるため、あらゆる取り組みを進めております。
訓練では、地震で倒壊した家屋から要救助者を捜索、救助、搬送する訓練のほか、津波で海に流された漂流者の救助訓練では、市消防本部が8月に供用開始した水面救助資機材を活用し、根室海上保安部が養成中の海面救助員が海面を移動して救出する初の取り組みが行われ、35項目におよぶ訓練により、有事に備え、関係機関が連携を確認しました。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2022年11月06日