2022(令和4)年2月28日 厚床小中学校「お迎え」訓練

【災害時の「保護者のお迎え」実践で】

 厚床小中学校で地震発生を想定した避難訓練が行われました。今回は初の試みとして下校時に児童生徒を保護者に直接引き渡す訓練もあわせて行い、より実践的に発災時の行動を確認しました。

 厚床小中学校では、学校の危機管理マニュアルにより「震度5以上の地震発生時には児童生徒の安全を確保した後、下校させる場合は保護者に来校いただき、直接、引き渡す」と定めています。同校は地震避難訓練を年1,2回実施していますが、マニュアル通り、子どもたちを家庭へ返す訓練はこれまで実施していなかったとのことで、千島・日本海溝沿い地震の被害想定の公表や市ハザードマップの更新などをきっかけに、保護者の協力のもと「お迎え訓練」を初めて実施しました。

 この日は児童生徒28名が「昼休み中に震度7の地震が発生」と想定した訓練に参加。教室や体育館などそれぞれいた場所から安全な場所へ避難した後、教職員の誘導で迎えにきた保護者へ引き渡され、下校しました。

野呂校長は「地震災害の発生が切迫する中、実際に動いてみる訓練で分かることもある。子どもたちが身を守れるよう、今回の訓練が保護者とともに災害時の行動を考えるきっかけになれば。」と振り返り、保護者が迎えに来た生徒は「今までにない訓練で、災害時には、このように動くんだと少しイメージができて安心した。」と感想を話していました。

厚床小中学校「お迎え」訓練」
厚床小中学校「お迎え」訓練」
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更新日:2022年03月04日