根室市について
根室市のあゆみ
根室の開拓は元禄年間に始まり、明治2年に開拓使松本判官が属僚130人を 連れ来往し、根室市の基礎を築きました。
明治13年に郡役所と戸長役場が置かれ、更に同15年には北海道三県の一つ として根室県庁が設置され、根室の開拓が進みました。蟹、昆布、鮭などの北方 領土近海の豊かな資源に恵まれ、水産業を中心に発展し同33年には人口14, 000人余りを数え、道東一の活況を見せました。
昭和20年の戦災によりマチの大半を焼失し、更に北方領土をソ連邦に不法占 領されたため人口は減少し、産業、経済の復興も一時は危ぶまれましたが、北洋 漁業を中心とした水産業で立ち直り、我が国有数の水産都市として発展してきま した。
昭和32年、根室町と和田村が合併して根室市が誕生、更に同34年に歯舞村 を編入、同42年には人口49,000人を越えましたが、同52年の経済専管 水域200カイリ施行さらに平成4年からは公海での鮭・鱒沖取り禁止などによ り、漁獲高が減少し厳しい状況に置かれています。
新しい海洋時代に対応するため、沿岸漁業資源の増養殖をはじめ水産資源の高 次加工などの振興策を積極的に行っています。また、北方領土返還要求運動の原 点として、ロシア国との友好関係を保ちながら一括返還に向けて運動を展開して います。
主要年俸及び北方領土返還運動のあゆみについては、次のリンクから統計書をご覧ください。
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更新日:2018年03月01日