2024年1月1日 年頭のご挨拶
年頭にあたって
元日、多くの家族団らんの中、16時10分に石川県能登半島を震央として、最大震度7の地震が発生し、ビルや家屋の倒壊・大火災など、甚大な被害をもたらしました。
亡くなられた皆様に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心から、お見舞いを申し上げます。
また、姉妹都市である黒部市でも震度5弱を記録し、すぐに連絡を取ったところでありますが、避難中にけがをされた方もいるとのことでした。被害が少ないことを願っております。
この度の能登半島地震、厳しい現実を目の当たりにし、加えて、激甚化、頻発化する風水害など、いつ起きるかもしれない災害から、市民皆様の生命や財産、暮らしを守るためにも、先般改正していただいた千島海溝などに起因する地震への特措法も活用しながら、防災・減災対策の更なる強化に努めてまいります。
さて、令和6年は、ふるさと納税を通じた「関係人口の拡大」、「手厚い子育て支援」に加え、暮らしをテーマに街づくりを進めたいと考えております。市内の空き家対策や、若年勤労者や外国人労働者の暮らしの課題、二地域居住や移住促進のための移住体験村の整備促進構想を進めるなど、一歩踏み込んだ暮らし施策で全国のモデルとなるような取組みを構築する中で、市民生活を支えたいと考えておりますので、市政に対するご支援・ご協力を賜りますよう宜しくお願い致します。
迎えた辰年、建築中の新庁舎は足場が外れ、「根室市役所」の看板が見えました。「市民誰もが住み慣れた根室で生き生きと暮らす」新たな庁舎が核となり市民の安心・安全をしっかり守りながら、ふるさと根室を持続的に発展させてまいります。
結びに、本年が根室市にとって躍動感あふれる飛躍の年となりますこと、そして市民皆様の益々のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。
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更新日:2024年01月11日