令和6年度「思いやりを考える映画上映会」事業
根室市では、市民一人ひとりが人権について考え、年齢や国籍、性的指向など多様性を尊重し、誰もが幸福を感じて暮らせるダイバーシティの実現を目指すことを目的とし、『令和6年度「‘思いやり'を考える映画上映会」事業』を実施しました。たくさんの方にご鑑賞いただきありがとうございました。
上映会に選定した映画は「カランコエの花」です。
この映画は、身近に存在する性的少数者との向き合い方を題材にし、39分の中で「無意識な差別」を今田美桜さん等が表現している作品です。
「思いやり」とは何なのか?自分の行動は「本当に相手のためになっていたのか?」そんなことを考えるきっかけになると思います。
作品紹介

題 名:カランコエの花
制作国:日本
制作年:2016年
本 編:39分
監 督:中川駿
出 演:今田美桜 ほか
概 要:とある高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた。しかし他のクラスではその授業は行われておらず、生徒たちに疑念が生じる。「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がっていき……。
上映会
【第2回】終了
日時:令和7年2月2日日曜日
会場:総合文化会館多目的ホール
対象:根室市民
参加者:114名

【第1回】終了
日時:令和6年7月26日(金曜日)14時から
会場:総合文化会館大ホール
対象:根室市立学校に通う中学生とその保護者、根室市立学校に勤務する教職員
学校での個別上映会
学校の希望により、学校を会場とした個別上映会を開催しました。
個別上映会の実施状況
根室市立光洋中学校では、全7クラス180名の生徒が映画を鑑賞しました。映画を見た生徒にアンケートを実施したところ、9割以上の生徒が性的少数者への理解を深めたと答えてくれました。
映画を鑑賞する光洋中学校の生徒たち
アンケートの実施
映画をご覧いただいた方にアンケートを実施しました。
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更新日:2025年01月10日