エキノコックス症について
エキノコックス症とは
エキノコックスによる感染症で、単包条虫と多包条虫の2種類があり、感染経路としては、キツネやイヌなどから排泄された虫卵に汚染された水、食物、ホコリなどを経口的に摂取した時に起こるとされています。
感染予防
エキノコックスの卵が口に入らないようにすることが大切です。
(1)外から帰ったら、必ず手を洗いましょう。
(2)野山の果実や山菜などを口にする場合は、よく洗うか十分に加熱してから食べましょう。
(3)生ごみなどキツネの餌になるものは、きちんと保管し処分しましょう。
(4)キツネに餌付けしたり、触れることは、絶対にやめましょう。
(5)沢水や小川などの生水は、絶対に飲まないようにしましょう。
(6)犬が野ネズミをつかまえて食べないように、放し飼いは、絶対にやめましょう。
エキノコックス症血清検査
検査で早期発見が可能ですので、5年に一度は血清検査を受けましょう。
・対象者:16歳以上の方で、5年以上エキノコックス症血清検査を受けていない方(学生は除く)
・料金:無料となっております。
・受検方法:年度内3回開催される、集団がん検診・集団特定健診の際に受検できます。
キツネを見かけたときは、まず以下のことを注意しましょう
(1)キツネの巣穴が近くにないか。
(2)ゴミ捨て場等に、生ごみが散乱していないか。
(3)家畜の後産、死がい等を放置していないか。
(4)水産加工の残さい等を放置していないか。
以上のようなキツネの出没原因を取り除いて頻繁に人家周辺に出没し、生活環境に具体的な被害があった場合のみ駆除することとなります。(詳細については、お問合せください)
また、捕獲等については、箱ワナで捕獲することとして申請し許可を得ていますので、それ以外の理由により捕獲等されたキツネについては、対応することができませんのでご了承ください。
駆虫薬散布のお知らせ
エキノコックス症の媒介動物であるキツネの感染率を低減させ、人への感染リスクを下げることを目的として、駆虫薬散布を実施します。
(1)実施時期 9月から11月の実施を予定しています。
(2)散布方法 市街地や家畜が誤って摂取するおそれのある場所などを避け、
道路脇に約100m間隔で散布します。
(3)実施個所 牧の内、友知、双沖、歯舞、珸瑶瑁、納沙布、温根元、豊里
光洋町2丁目・4丁目・5丁目、宝林町4丁目・5丁目、月岡町
桂木、花咲港、穂香、幌茂尻、温根沼、西和田、東和田、長節
浜松、昆布盛
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康福祉部健康推進課
〒087-8711
北海道根室市常盤町2丁目27番地
根室市役所 1階
電話番号:0153-23-6111(代表) ファックス:0153-24-8692健康推進課へのお問い合わせはこちら
更新日:2025年09月01日