令和6年度 保健だより3月号「骨粗しょう症を予防しよう」
骨粗しょう症というと、女性の病気のイメージですが、近年男性にも骨粗しょう症は増加しています。
骨粗しょう症ってなに?
骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
骨粗しょう症の人はどのくらいいるの?

骨粗しょう症の人は、1,590万人(男性 410万人、女性1,180万人)と推計されています。女性の骨粗しょう症になる割合は、60歳代では5人に1人、70歳代では3人に1人、80歳代は2人に1人といわれています。男性も高齢化などによって骨粗しょう症が増えています。骨粗しょう症になる方が増えていますが、未治療のまま過ごしている方も多いようです。
どうして骨粗しょう症に注意する必要があるのか?

転倒による骨折は、要介護状態や寝たきりにつながるおそれがあるためです。
介護が必要になった主な原因
1位 認知症 16.6%
2位 脳卒中 16.1%
3位 骨折 転倒 13.9%
出典 厚生労働省「2022年国民生活基礎調査」
骨粗しょう症になると、どんな症状が出るの?
はじめの頃は目立つ症状はありませんが、「徐々に身長が低くなる」「背中が曲がる」「背中や腰が痛む」などの症状があらわれます。このような症状がある場合は、一度病院の先生に相談することをお勧めします。
骨粗しょう症の対策に、どんなことをしたらいいの?
対策には、「減らせない要因」と「減らせる要因」があります。
「減らせない要因」は、加齢、性別(女性)、遺伝や骨折経験、遅い初潮や早い閉経などがあり、この対策としては、40歳からの骨粗しょう症検診や転倒予防対策が大事です。
「減らせる要因」は、栄養不足や過剰摂取、運動不足、不適切な生活習慣などがあり、
この対策としては、毎日の食習慣・運動習慣・生活習慣の見直しが大事です。
令和7年度 骨粗しょう症検診
日程 令和7年6月7日 土曜日
対象 40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳の方が対象*です。
是非この機会に検診を受けましょう!
詳細は、令和7年5月の広報に掲載予定です。
*令和7年度に該当年齢になる方が対象です。
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健康福祉部健康推進課
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更新日:2025年03月01日