令和6年度 保健だより11月号「歯とお口の健康」
口の健康状態と全身の健康状態の関係
口腔の健康状態は、全身的な健康状態と密接に関係しています。そのため、口と歯の健康を維持することは、全身の健康の維持にとっても欠かせないものです。
代表的な口腔の疾患にはう蝕(むし歯)と歯周病があります。
特に歯周病は、糖尿病や心疾患、慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗しょう症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産などさまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。
歯周病の予防と治療
1.予防
歯周病は細菌の固まりである歯垢が、歯ぐきの炎症を引き起こすことから始まります。歯に張り付いた細菌を取り除くために、毎日のていねいな歯みがきや歯科医院での清掃が有効です。
また、歯周病になりやすくなる因子にも注意が必要です。
糖尿病のような全身疾患を管理して身体の防御機構を保ちましょう。また、たばこ・口腔の乾燥による歯周病の危険にも注意を払いましょう。
2.治療

もし歯周病になってしまった場合は次のような治療があります。
・歯みがき指導
・歯石除去
・歯周外科
・修復物や噛み合わせの調整
・抜歯
・生活指導、全身の健康管理
歯周疾患検診を受けましょう!
根室市では、歯の健康を保つために歯周疾患検診を実施しております。詳細は、下記のリンクをご覧ください。
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健康福祉部健康推進課
〒087-8711
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電話番号:0153-23-6111(代表) ファックス:0153-24-8692健康推進課へのお問い合わせはこちら
更新日:2024年11月01日