令和6年度 保健だより10月号「災害と感染症対策について」

 災害時には、衛生状態の悪化や免疫力の低下、避難所等での密状態により、感染症拡大のリスクが高まります。災害に備え、日ごろの飲料水や食料品の備蓄に加えて、ぜひ感染症対策をしておきましょう。

準備しておきたい感染対策グッズ

非常用持ち出しバッグ

・マスク

・体温計

・手指消毒用アルコール

・ペーパータオル

・ハンドソープ

・除菌用アルコールティッシュ

・ウェットティッシュ

・乳幼児用品(清浄面、哺乳瓶消毒液、紙コップ、紙おむつ)

・おしりふき(乳児用・介護用)

・生理用品

・義歯洗浄剤

・大人用紙おむつ

・使い捨て手袋

・おくすり手帳

避難所での感染症対策

 避難所では、風邪やインフルエンザ、嘔吐下痢症等の集団感染が発生してしまう場合があります。一人ひとりが感染を拡大させない対策を実践しましょう。

・石鹸と水で手を洗う。洗えないときは手指消毒用アルコールで代用する。(特にトイレの後や食事前)

・咳エチケット。(咳が出るときは、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖等で口と鼻を覆う)

・食器やコップ、くし、カミソリ、歯ブラシ、タオル等を共用しない。

・ゴミ捨てのルールを守る。

・熱っぽい、のどが痛い、せき、けが、嘔吐(吐くこと)、下痢、腹痛等の症状があるときは、避難所のスタッフに申し出る。

 

災害直後や家屋の清掃時の注意点

 災害直後や家屋の清掃時、けがをして傷口から病原体が体に入ったり、土ほこりや細菌・カビ等を吸い込んだりするおそれがあります。

・けがをした場合:傷口に土がついたり、がれき等でけがをした場合はきれいな水で洗い流しましょう。水がない場合は、傷口の異物を取り除き、できるだけ衛生的に保ちます。

・けが・土ぼこり対策:帽子かヘルメット、丈夫な手袋、長袖・長ズボンなど肌の露出を防ぐ服、底の厚い靴を着用しましょう。また、粉じんを防ぐために、マスクやゴーグルを着用しましょう。

・清掃作業で気をつけること:ドアと窓をあけてしっかり換気しましょう。家屋が浸水した場合は、汚泥を取り除いて清掃し、しっかり乾燥させます。

 

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更新日:2024年10月01日