令和5年度保健だより11月号「虫歯の予防」

むし歯は世界で最も多い疾患として知られており、未治療のむし歯は日本でも多くの人に存在しています。さらに近年は子どもだけでなく、高齢者のむし歯が増加しています。

むし歯は細菌が糖質をもとに作り出す酸が歯を溶かすことで生じます。
むし歯を作る主な要因は、歯の質・細菌(むし歯原因菌)・食物(砂糖)の3つにまとめることができます。それぞれの要因に対応するむし歯予防法は、フッ化物応用とシーラント(奥歯の溝を物理的に封鎖したり、シーラント材の中に含まれるフッ化物により再石灰化作用を促進したりするむし歯予防法)・歯みがき・糖分を含む食品の摂取を控えるなどがあります。
 

虫歯の原因の歯垢の除去は歯の形態や配列の状況などから、自己管理で完全に取り除くことは難しいです。自己管理と専門家による処置を併せて治療を行うのが効果的だと言われています。定期的に歯科へ受診し、虫歯の予防に努めましょう。

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更新日:2023年11月06日