令和3年度保健だより7月号「夏に向けた体づくり」

 少しずつ暖かい日が増えてきましたが、夕暮れ後はまだまだ寒い日が続いています。昼間と夜間の気温差で体調を崩されてはいませんか?
 根室市の夏は、涼しく過ごしやすい日が多いのですが、年間を通して数日は夏日や真夏日になることがあります。
 ときどき夏の暑さが訪れる気候も、根室市ならではと言えますが、だからこそ夏の暑さに体が慣れていないので、体調を崩しやすく注意が必要です。夏の暑さで体調を崩さないため、今の時期から夏に向けた体づくりを心がけましょう。

 

ポイントは「体温調節」

人は運動や仕事などで体を動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。体温が上がったときは、汗をかいたり体の血流を使ったりして、体から熱を逃がし、体温を調節します。

これからの時期、突然訪れる夏の暑さは、急な気温の上昇に対して体温調節が上手にできず、体調を崩してしまうことがあります。

夏を元気に乗り切るためには、日頃から上手に体温調節ができる体づくりが必要です。

無理のない範囲で汗をかきましょう

今の時期から少しずつ汗をかく習慣をつけていくことで、体が暑さに慣れやすくなり、上手に体温調節ができるようになります。また、適度に汗をかく程度の運動には、生活習慣病の予防効果も期待できるため、一石二鳥です。

ただし、マスク着用中の激しい運動は体調を崩す恐れがあるため、「無理のない範囲」で活動しましょう。


1.ウォーキングやジョギングをする
外出時は出来るだけ車を使わないようにするなど、意識して少しだけ、汗をかくようにしましょう。目安として、ウォーキングなら1回30分、ジョギングなら1回15分、頻度は週5日です。


2.筋トレやストレッチをする
家の中では、筋トレやストレッチで、軽く汗をかくことが出来ます。目安として、1回30分を週5回以上行うと効果的です。


3.湯船にお湯をはって入浴する
シャワーのみで済ませずに、湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴前には十分な水分補給をして湯船につかり、適度に汗をかくと良いでしょう。お湯の温度が高めの場合は時間は短め、低めの場合は少し長めの入浴がお勧めです。

個人差はありますが、運動開始数日後~約2週間で体が暑さに慣れて、上手に体温調節ができるようになるといわれています。

まずは2週間、ご自身に合った方法を選んで取り組んでみましょう!

汗をかいた後は水分補給も忘れずに

汗かいた後は水分補給も忘れずに行いましょう。

特に今は、マスクの着用により、マスク内の湿度が上がり、のどの渇きを感じにくい方が多いです。のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給しましょう。

 

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更新日:2021年06月23日