令和4年度保健だより1月号「睡眠と休養」

体と心を休める「睡眠」

 睡眠は体を休めるだけでなく、脳を休ませ記憶を整理する働きがあります。健やかな睡眠は、体と心の休養のために欠かすことができません。
 日本人に多くみられる睡眠の問題には、慢性的な睡眠不足や不眠、睡眠時無呼吸症候群などがあります。睡眠の問題が続くと、疲れがとれず、うつ病や生活習慣病など様々な心身の不調を引き起こします。

必要な睡眠時間は?

 睡眠時間には個人差があり、短時間の睡眠で十分な方から長時間の睡眠が必要な方までさまざまです。睡眠が足りているポイントは、「寝付きがスムーズで、スッキリと目覚め、日中も元気に活動できる」ことです。まずは、自分にとって必要な睡眠の質と時間を確保できることが大切です。
 また、厚生労働省の調査では、睡眠時間が6時間未満の場合、約半数の人が「日中眠気を感じた」と答えています。個人差はありますが、成人の睡眠時間は6~7時間がひとつの目安となります。

快適な睡眠のポイント~1日の流れ~

1.規則正しい時間に起きて、朝の光で体内時計をリセット
2.朝食で脳のエネルギー補給
3.30分以内の短い昼寝が有効
4.ライフスタイルに合わせた運動習慣を(寝る3時間前までの運動が理想)
5.寝る2時間前までに入浴
6.寝る前の間食、カフェイン、お酒、喫煙は禁物
7.寝る前は、携帯電話やパソコン等のブルーライトや強い光を避ける
8.暖色系の蛍光灯で過ごし、室内の照明を徐々に落とす

寝ている男性
爽やかな寝起きの男性
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更新日:2023年01月01日