令和4年度保健だより9月号「がん検診による健康の発見」

がん検診による健康の発見

 日本の検診受診率は国際的にも低い値となっています。肉や揚げ物が多い欧米の食生活は、成人病やがんになりやすく、日本人に比べ健康に関心がないと思いでしょうが、実は違います。

 公的医療保険のある日本と比べ、通院や手術での治療となった場合、高額な医療費がかかる海外では、国民全体が自身の健康について関心があり、近年はかかりつけ医が予防医療に力を入れている傾向にあります。

 日本人が検診を受けない理由としては「時間がない。」「必要性を感じない。」「検査に対する

苦痛がある。」「いつでも受診できる。」などがあります。これらの理由は、自身の体よりも社会を優先する勤勉な日本人の特徴だと思われます。

 検診はけして、病気の発見ばかりではなく、自身の健康を確認する目的もあります。元気で生活できることが、何よりも社会の潤いになります。

 最近は検診を受けることで保険料が安くなる医療保険も出てきています。手に入れた健康をいろいろな場面で活用しましょう。

けんしん
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更新日:2022年08月01日