令和4年度保健だより7月号「夏の健康管理」
人は汗をかくことで体温を一定に保っています。しかし、現在はエアコンの普及や住環境の変化により、汗をかく機会が少なくなってきています。汗をかかなくなることは、夏バテの原因のひとつであります。
また、食生活でも、冷凍や冷蔵技術の向上により、ジュースやアイスクリームが手軽に手に入るようになり、冷たい物や糖分の摂りすぎは夏バテに繋がってしまいます。
快適な生活は、人間本来の能力をなかなか発揮することができない環境でもあります。自分の本来の身体機能を発揮し、暑い夏を乗り切る方法について、いくつかご紹介いたします。
1.外気温と室内の温度差は5度以内にする。
2.冷気を直接肌にあてない。
3.毎日の入浴習慣をつける。
4.温かいものを食べる。
5.ビタミンを意識してとる。
6.日焼け対策を行う。(帽子、タオル、日焼け止めクリームなど)
7.しっかり睡眠をとる。
8.屋外でマスクを外す時は、相手と十分な距離を確保しましょう。
炎天下を10分歩くと、100gの汗をかくと言われています。汗が出るから、トイレが近くなるからと水分をとりたくないという人もいるでしょうが、積極的な水分補給は最も需要です。
短いようで、残暑が続く夏を乗り切りましょう。
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更新日:2022年06月22日