令和2年度3月号保健だより(女性の健康週間)
3月1日~3月8日は「女性の健康週間」です。今回は骨粗鬆症についてお話しします。
骨粗鬆症とは・・・骨密度の低下や骨質の悪化によって骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気です。大きくわけると、下記のようなものがあります。
1.原発性骨粗鬆症(おもに加齢や生活習慣によるもの)
2.続発性骨粗鬆症(ホルモンの異常や薬剤の影響によるもの)
女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、骨を成熟させるために大切な働きをしていますが、閉経を迎えるとエストロゲンの分泌が著しく低下するため骨密度が低下しやすくなります。そのため、女性は骨粗鬆症になりやすいのです。
骨粗鬆症の予防のためのポイント
★骨に刺激を与えて骨量アップ・・・手軽にできるウォーキングがおすすめです。筋力トレーニングで足腰を鍛えるとより良い効果期待できます。無理のない範囲で行いましょう。
★日光を浴びよう・・・日光にあたると、骨に良いとされるビタミンDが体のなかで作られやすくなります。
★バランスの良い食事を心がけよう・・・骨粗鬆症予防のためにはカルシウムの他にも、カルシウムの吸収をUPさせるビタミンD(鮭や卵に多い)やビタミンK(ほうれん草や納豆に多い)も摂りましょう。スナック菓子やインスタント食品はカルシウムの吸収を妨げるリンを多く含むため控えましょう。

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更新日:2021年02月26日