令和2年度保健だより4月号(健康診断のススメ)

令和2年度保健だより4月号(健康診断のススメ ~健康な時にこそ、体をチェック~))

 人間ドックという言葉は和製英語なのをご存知ですか?いろいろな説がありますが、今から50年前に船のドックからとってそう言われるようになったようです。初めはブルジョアドック、ブルドックなどに引っ掛けて、金持ち健診と言われていましたが、徐々に大衆へと拡がっていきました。

 また、健康診断は明治時代に始まったとも言われていますが、江戸時代に新選組が行っていたとも言われています。その後、結核などの流行によって集団健診を始め、時代の変化、法律の変化により様々な健康診断が生まれてきます。

 私たちは、生まれた時から、いいえ、お腹の中にいた時から、様々な健康診断を受けてきました。日本のように、国民全員に健康診断を義務付けている国は世界中にほとんどありません。

 すこし前の健康診断は、病気の早期発見が重要な目的でしたが、現在の健診は、病気の予防、健康な生活の維持に重点を置いています。自分らしく生活するために、自分自身の健康状態を確認し、体との付き合い方を考える事が大切なのです。

 自分の人生設計の一部に、生活スタイルの一つに健康診断を入れてみていかがでしょう。どんな健診があるの?どこで健診を受けられるの?など、、詳しくは根室市で出している「保健のしおり」をご参照ください。

まめけんしん

更新日:2020年03月25日