平成29年度 保健だより 7月号

「熱中症にご用心!」 7月は熱中症予防強化月間です

 最近、熱中症による事故のニュースを耳にすることが多くなりました。熱中症患者の5割近くが65歳以上の高齢者と言われています。
 熱中症とは、高温・多湿の中で、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
 体温の上昇めまい立ちくらみ頭痛体のだるさ、重症になるとけいれん意識障害など、様々な障害を起こす症状が現れます。
 季節の変わり目で急に暑くなったり、風が弱い日、湿度が70%以上になった日などは熱中症にかかりやすく注意が必要です。
 特に、子どもは体温調節機能が未熟なことや高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくい、汗をかきにくいなどの身体の特徴があり熱中症にかかりやすいので要注意です。

熱中症予防のポイント

・扇風機やエアコンを上手に使い、室温の上昇を防ぐ。
・のどが渇く前にこまめに水分を補給する。
 
運動時や作業時、飲酒時、入浴前後などに水分を補給する。
・外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策をしっかりする。
 帽子や日傘で直射日光を避ける。
・無理をせず、適度に休憩をとる。
・日頃から栄養バランスの良い食事とり、体調を整えておく。 
 

もし、熱中症が疑われる場合は

・涼しい場所へ移動する。
・水分・塩分を補給する。
・衣服をゆるめ、からだを冷やす。
 特に 、首のまわり 、わき 、足の付け根などを冷やす。

熱中症は予防が大切というイラスト

 詳しくは、厚生労働省ホームページ「熱中症関連情報」をご覧ください。

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更新日:2018年03月01日