平成29年度 保健だより 11月号

「歯は全身の健康につながっています」

家族みんなで歯磨きをするイラスト

8020(ハチマル・ニイマル)運動を知っていますか?「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と謳われている運動のことです。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足できると言われています。自分の歯でよく噛むことで健康につながり、生活の質が高まります。

歯を失ってしまう原因の9割がう蝕(虫歯)と歯周病で占められています。毎日の歯磨きや歯科受診による定期的な歯石除去、早期治療が歯の喪失防止につながります。また、乳歯の虫歯と永久歯の虫歯には強い関連が認めれるため幼児期からの虫歯予防も重要です。乳幼児期は歯口清掃や食習慣などの基本的な生活習慣を身に付ける時期として非常に大切で、生涯を通じた歯の健康づくりに関わってきます。

いつまでも美味しく食べ続けるための元気な歯は日々の手入れはもちろん、規則正しい生活習慣、定期的な歯科受診が大切です。自分の歯で噛む力を維持していると栄養の吸収が良くなるだけでなく、脳が活性化されたり、体力が高まったります。からだに活力があふれ、気持ちが元気になり、生活に積極性がでたり表情も豊かになります。歯の健康を保ち、全身の健康へとつなげていきましょう!

更新日:2018年03月01日