平成29年度 保健だより 9月号

広報ねむろ9月号

「行こうよ、がん検診」

日本人の死因第1位は「がん」で、2人に1人ががんになります。この確率で行くと、あなたの近くにいる人か、それともあなたか…ということになるでしょう。

最近では、がん細胞は健康な人の体でも多数できていることがわかっています。免疫細胞が働いてくれて、できたばかりのがん細胞を攻撃して死滅させますが、免疫細胞がうまく攻撃できないとがん細胞が増えていってしまうのです。がんは誰にでも起こりうる病気といえます。

しかし、がんは不治の病ではありません。がん検診によって早期発見・早期治療が可能です。なぜ早期発見が大切かというと…例えば肺がんの場合、まだ初期の1期のときは5年生存率が82.9%なのに対し、進行した4期では5.0%にまで低下してしまいます

日本人のがん検診受診率は、先進国のなかでも最低という結果がでています。がんによる死亡率が欧米では減っているのに、日本で増えている理由のひとつが、このがん検診受診率の低さなのです。

根室市でも集団健診・個別健診としてがん検診を受けることができます。あなたと、そしてあなたの大切な人のために、ぜひ、がん検診へ行きましょう!

検診車から身を乗り出して手を振っている男性のイラスト
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更新日:2018年03月01日