姉妹都市黒部市文化作品交流展

根室市と姉妹都市である富山県黒部市との間で文化作品を交互に展示し、多くの市民の鑑賞をとおして両市の継続的な発展を祈念するとともに相互理解と友好親善を深める機会として開催しております。

今年度は令和2年10月23日から10月27日富山県黒部市にて、根室市の作品25品を展示しました。

黒部市は、富山県の北東に位置し、北は黒部川を隔てて入善町に、南は布施川を隔てて魚津市に接しており、古くから街沿いの「市場町」「宿場町」として開けた町であり、「全国名水百選」にも選ばれた名水都市としても知られています。

平成18年3月31日に、宇奈月町と合併して新「黒部市」となりました。

土地の大半は、黒部川の扇状地帯による豊かな平野で、水稲・果樹・野菜の栽培に適しており、また水質は極めて良質で、世界のシニアを誇るファスナーの生産など、工業用水としてもお役立っており、工場の土地や住宅地としても適しています。

根室市とは、古来より北洋漁業の開拓を通じ、人的・経済的交流が深く北方領土の早期返還を共通の悲願として、昭和51年10月、姉妹都市の提携を行いました。以来、人口交流を中心に、教育・文化・産業などの各分野において、様々な交流がなされており、平成18年には『姉妹都市提携30周年』を迎え、黒部市において開催された記念式典に根室市から交流団が参加しました。

また、平成27年4月には、北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」の開業と黒部市国際文化センターコラーレの開館20周年を祝い、根室市訪問団が黒部市を訪れ"根室の第九"「北国讃歌」を披露しました。平成28年8月、姉妹都市提携40周年を記念し黒部市訪問団が根室市を訪れ、ベートヴェンの「第九」第4楽章や交響組曲「北国讃歌」等を根室市民と一緒に合唱しました。