令和5年度 ほっこりすてきな根室びと

根室市公民館では日々様々な事業を行っております。

令和5年度の新規事業として、ほっこりすてきな根室びとの事業を行いました。

ほっこりすてきな根室びとの事業は4月の転勤・転校などの異動時期を控え、新しく根室へ来る方が土地柄・人柄に不安を抱かないように「根室にはこんな人がいるんだよ」「捨てたもんじゃないよ、根室は!」と自慢できるエピソードやあの時言えなかった「ありがとう」のエピソードを市民から応募・投稿してもらい、エピソードに沿った「イラスト」を応募・投稿者に贈呈する新規事業です。合計12件のご応募をいただきました。

いただいたエピソードをイラストレーターの大内さゆりさんがイラスト作成してくれました。

ほっこり‗1

作品名:ボランティアでの桜観測と流氷観測ありがとう!

ペンネーム:彩晶ちゃん

 

  根室市の季節の風物詩「桜の開花宣言」「桜の満開日」「流氷初日」「流氷接岸初日」「流氷終日」の発表ができているのは、すべてこの方のおかげです。平成22年に根室測候所が廃止され、翌23年からこれまで13年にわたり元気象庁職員の経験を生かして市と観光協会による観測をボランティアで支えてくれています。流氷観測を始めてから10年は、毎年1月下旬頃から約2か月間にわたり土曜・日曜も含め毎朝、市役所の展望室まで徒歩で通ってきてくれました。いつも温和で控えめ、本当に素敵な方です。

ほっこり‗2

作品名:新生活

ペンネーム:尻

 根室市へ引っ越したばかりで、「友人もいない」、「どこに行っていいかもわからない」時に、総合文化会館の事業「成人学校つり講座」のチラシを見て参加しました。そこでは、見ず知らずの私に、担当者の方はもちろん、他の参加者の方も優しくしてくださりそれ以降、不安たっぷりだった根室生活が楽しくなりました。

ほっこり‗3

ペンネーム:まいこ

 子どもの入院中、お医者さんと看護師さんが、とても優しく、温かく、子どもに接してくれたことがとても嬉しく、安心しました。子どもの痛みや苦しみにも、すぐに手厚く対応してくれて、様子を見に何度も病室を訪れてくれた時、医療従事者の方の尊さに涙が出ました。私も、誰かが辛い時、手を差し伸べられる人になりたいと思います。

ほっこり‗4

作品名:ユキホオジロ

ペンネーム:かずえ

 春国岱を散策中、「ちょっとストップ!」と止められびっくりしていると、「あそこにユキホオジロがいるよ」と教えていただき「ユキホオジロ」のことはまったく無知でしたが、「冬鳥として根室に渡来する鳥でなかなか観られないんだよ」と教えてくれました。ばっちりカメラにもおさめることができ、あのとき教えてくれた方ありがとうございました🐤

ほっこり‗5

ペンネーム:りん

 小学校2年生から野球を始めて、監督やコーチ、たくさんのお父さんお母さんに親切にしてもらってきました。良いプレーが出来たときは、とても褒めてくれて喜んでくれました。怪我をしたときや具合が悪くなったときは、心配してくれたり、手当をしてくれました。これからも、頑張っていきたいです。

ほっこり‗6

作品名:ごちぞうさまでした。

ペンネーム:そ美味い

 コロナが少し落ち着いてきたので、賞受賞のお祝いもあり会の役員で久々の飲み会!お店の方々はコロナウイルスのまん延により、せっかく入った予約がキャンセルされるなど厳しい状況が何年も続き大変だったと思います。そんな中、明るく・笑顔でご対応いただきありがとうございました。料理も店の空気にも大満足でした。

ほっこり‗7

作品名:迷惑小僧

ペンネーム:こうやぼうや

場所:マルシェ

 

 4、5歳のとき、母親と買い物をしていて母親だと思ってついていってほしい物をカゴにいれてたら、全く知らない人だったけど、買ってもらえたこと。

ほっこり‗8

ペンネーム:あげちゃん

 根室に引っ越してきてから、ラーメン屋さんに行き、メニュー選びに悩んでいると、「うちはラーメンしかないぞ!」と怒られびっくりしました。でも、その後、色々な話をして仲良くなり、またそのラーメン屋さんに行くと何も言わずにお新香をつけてくれました。それからは、毎回お新香がついてきます。すごく心があったまります。

ほっこり‗9

氏名:藤澤 幸子

 令和五年三月二十八日午後一時根室市運動公園でのほっこりのお・は・な・し です。お天気はばっちり良い天気でしたがその日はちょっと肌寒い午後でした。小学校三年生の孫がバスケットの練習をしたいと言うので運動公園に連れて行きました。車も少なく広く使えて良い日でした。三十分ぐらい経った時、中学生ぐらいの男の子と女の子。小学生ぐらいの男の子二人がやって来て駐車場の縁石に腰かけて雑談をし始めました。孫はしばらくしてから私が待つ車の後部座席を開け「疲れたあーっ」と言いながら倒れ込んだのです。少年達の方に目をやるとひとりの少年がカバンの中からボールを取り出すのが見えました。私は孫がやっていた所が空いたので少年がやろうとしているのだと思いました。するとです。中学生ぐらいの少年がボールを持った少年に言ったのです。「あの子がもしかしたらまたやるかも知れないからあっちのゴールでやりな」と。開けっ放しのドアの向こうから聞こえて来たのです。私はその会話を聞いて孫に言いました。少年が言った事も孫に話して言いました。「○○まだやるの?やらないんだったらさ、あそこのゴールもう使わないから使っていいよって行って言って来て。行って言える?」と。すると孫は「行って言える」と走って行きました。少年と孫の会話が聞こえてきました。「うん。どした?」と少年。孫の声は小さくて聞き取れません。すると少年が「わかったありがとう」と返してくれました。そばでおやつを食べていた少女が手の付いていないチキンを孫にくれました。私は車の中から「ありがとう!!ありがとう!!」と伝えました。旧柏陵中学校側から歩いて来た少年三人と少女ひとりの四人の仲間達、やさしい言葉をありがとう。ちょっと肌寒い風の午後、とてもあたたかい気持ちにさせてくれた少年達でした。※ボールを持った少年に中学生ぐらいの少年が言った正確な言葉はこうです。「○○、あの子の事を考えてあっちのでやりな」と、言ったのです。言われた少年は別の方に走りました。そこは雪があって解けた水が残っていました。もうひとつの方には、そばに車が停められていました。孫が使っていたゴールが使いやすいゴールでした。 良い企画をありがとうございます。陸園幼稚園の園児との明治公園でのエピソードもあるんですけど。お散歩中の事です。先生に頭を下げました。すると園児のひとりが「おはようございます」と言いました。私は手を振りました。両手で何度も。するとその子かどうかわからないんですけど「声が聞こえない」って言っているのが聞こえたんです。ああ大きな声で錦鯉の長谷川さんみたいに「こんにちはーーー」って言えば良かったなあ・・ってその時に思いました。子どもは地域の宝。地域で育てましょう。 いかのおすし が 定着してますから遠くからしか見守れませんけど。それでもきっと何かしら役に立てる事や役に立つ事があると おせっかいおばさん、おじさんはいつも思っています。 昭和町の「ふくろう」「カエル」「・・?」あそこはちょっとしたいやしのスポット。私はふくろうの目をふいてあげるのが好きです。どなたかが10円玉を置いていかれたみたいでいやされている方が他にもいて嬉しい😊 以上です。ああ楽しかった。 乱筆乱文、誤字脱字 お許し下さい。

ほっこり10‐1

イラスト1枚目

氏名:山田星子 

ほっこり‗10‐2

イラスト2枚目

タイトル:根室ファンになったきっかけは、新根室プロレスとの出会いでした。

 私たちは札幌から来た、根室市在住5年目の転勤族です。都会に比べれば不便な点は決して少なくはない根室ですが、ここでなければ出会えない風景の数々に魅せられ、今ではいち根室ファンとしてもこの街に住んでいます。実際に根室市に住んでみて、あらためて知ったことがあります。まずは、都会にはない豊富な自然環境です。家の裏に時折エゾシカが迷い込んだり、原野をキツネの親子が駆けまわったり、それらの風景を日常的に目にします。それから、根室は野鳥の楽園でもあります。時折足を止め、あたりを見回すと、ノビタキや色鮮やかなベニマシコ、明治公園の木々を数羽のヒヨドリが元気よく飛び交い、ところによっては空を舞うタンチョウの姿を見かけることもあります。 そんな根室市は人々も魅力的で、これまでに様々な「ほっこり」エピソードがありました。中でも「新根室プロレス」との出会いは、私の、根室に対する印象を大きく変えるきっかけになりました。「新根室プロレス」というのは、地元根室を拠点に活動するアマチュアのプロレス団体です。2019年、根室に来てまもなくの頃、慣れない地方暮らしでどうにも孤独感が拭えない時期がありました。そんな中、私の興味を強く惹いたのが、国道沿いで目にした巨大パンダのタペストリー(おせんべカフェの)で、それは「アンドレザ・ジャイアントパンダ」という新根室プロレスの看板レスラーであることを知りました。気にはなりながらも今一歩とっかかりが掴めず、あっという間に季節が過ぎ、新根室プロレスの存在を忘れかけていた夏の終わりごろ、チャンスはやってきました。9月の「さんきちさん」こと、三吉神社のお祭りに新根室プロレスが来るというのです。「新根室プロレス 見てみたいな」ふと、SNSでつぶやいた私のこの一言が、レスラーや関係者の方の目に留まり、たくさんの「イイネ」が付きました。顔を見たこともない、遠くも近い誰かからの「イイネ」はとてもあたたかな励ましに感じられ、根室という街と、そこに生きる人を好きになる記念すべき一歩になったのです。こうして私は、三吉神社で初めての新根室プロレスを観ることが出来ました。新根室プロレスはレスラーやスタッフの多くが、普段は根室市内で就労しながらそれぞれの日々を過ごしています。等身大でありながらも、リングの上では唯一無二のヒーローになる。そのギャップと、笑いあり、カッコイイ技ありの新根室プロレスは、私の心をがっちり掴んで、今も離しません。2019年末に新根室プロレスは解散。私が初めてみた三吉大会は、皮肉にも最後の三吉大会となったのです。さらに翌年、新根室生みの親であるサムソン宮本さんがこの世を去りました。残されたメンバーは彼の遺言に従い、一周忌イベントや新代表を決定したりと、コロナ禍にめげず様々なイベントを行いました。そして2023年4月、新根室プロレスは新代表のTOMOYAさんを筆頭に再始動を宣言。団体の解散直前からファンになった私にとって、これほど嬉しいことはありません。ただ、私たち家族も、さすがに転勤の時が近づいている予感がします。次の引っ越しの前に、今度は家族全員で、彼らの始まりの地・根室で新根室プロレスの復活を見届けたいです。根室市といえば、何かにつけてグルメや納沙布岬などの観光地が注目されがちですが、自然あり野生動物あり新根室プロレスありと、魅力たくさんの街なので、きっと好きになれますよ!

ほっこり‗11

作品名:雪山

ペンネーム:北海太郎

 朝起きたら家の前は背丈を超える雪の山そのまま仕事に行き、職場でも雪かきをしてヘトヘトで家に帰るとキレイさっぱり消えていた。隣のご主人が重機でかいてくれたとの事!お礼を言うと「まだまだ重機の運転が下手で」お隣さんに感謝感激。お隣さんはウルトラヒーローだ!

ほっこり‗12

作品名:ほっこり公民館

氏名:今野 健

 仕事中、うっかりハンコを落としてしまい、そのまま転がってどこかにいってしまいました。その時、公民館のみんながハンコを探してくださいました。最終的にはお昼休みにも関わらず、旭主査が探してくださり、発見してくださいました。また別日、車内の電気をつけっぱなしのまま仕事へ。お昼に家へ帰ろうとした際にバッテリーが上がって動かない状態に。おかしいなと思って何度もエンジンをかけてましたら、この事態に気付いた社会教育の伊藤主査が見てくださいました。伊藤主査は社会教育のグループLINEで誰かブースターケーブルを持っている人がいないか探してくださいました。しかも、その時に伊藤主査は浅草軒に連れていってくださり、チャーシュー麺をごちそうしてくださいました。結果的に相馬主査がブースターケーブルをお持ちで、お昼休みにも関わらず、バッテリーを直してくださいました。皆様自分の時間があるにも関わらず助けていただき大変ありがとうございました。

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更新日:2023年06月08日