国境標石
樺太日露国境第2天測境界標
1905(明治38)年、日本とロシアはポーツマス条約により、樺太北緯50度を日本とロシアの国境とすることに決定し、翌年から現地で共同による国境策定作業を行いました。これにより4個の国境標石が作られましたが、この2号が最初にポロナイ川上流に設置されました。 日本が国境標石を設置したのは、歴史上この時だけです。
1997(平成9)年に、ロシアの民間人が所有していたこの標石を根室の有志が入手し、北方領土問題解決のため、国境について考えてもらう資料とするため、根室市に寄贈しました。
日本側からみた国境標石
ロシア側からみた国境標石
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更新日:2018年03月01日