北方領土返還要求中央アピール行動
目的
我が国固有の領土である北方領土がロシアに不当に奪われ、以来、期待と落胆の中で、70年以上が経過しております。この間、北方領土返還要求運動「原点の地」である隣接地域は全国の先頭に立ち、この運動を推進してきたところであります。
しかしながら、今日、外交交渉の長期化が避けられない中にあって、高齢化による元島民の減少傾向が顕著であるとともに、残念ながら北方領土問題に対する国民の認識も未だ薄いといった現実があります。
こうした中、1945年12月当時、安藤石典根室町長から連合国最高司令官マッカーサー元帥に対し、北方領土の返還を求める陳情を起草した「北方領土返還要求運動の原点」の行動に、我々は先人の滾る思いを馳せ、より一層の運動拡大と国民世論の高揚を図ります。
実施の様子(令和元年12月1日~3日)
アピール行進
- 実施日
令和元年12月1日(日曜日)
(出発式:午前10時30分 出発:午前11時30分出発) - 実施場所
日比谷公園野外音楽堂(東京都千代田区日比谷公園1-5) - コース
日比谷公園西幸門→銀座外堀通り→数奇屋橋→鍛冶橋公園解散 (計1.6km) - 参加者
500名(根室管内の元島民等約60名を含む全国の返還要求運動関係者等)
街頭啓発(北方領土展)
- 実施日
令和元年12月1日(日曜日)~12月3日(日曜日) - 午前10時~午後7時(最終日は午前10時~午後6時)
- 実施場所
新宿駅西口地下イベント広場(東京都新宿区西新宿1丁目西口地下街1号) - 内容
- 「北方領土問題の歴史的経緯」「懐かしの島々」「北方の開拓者たち」等のテーマ別展示をはじめ、「北方四島との交流」など約100点のパネルを展示。
- パネル展示を活用した「なるほど!なっとく北方領土クイズラリー」を実施するなど、中・高校生など幅広い世代の来場を促し、北方領土返還要求運動の後継者育成を図るほか、「北方領土返還要求署名コーナー」を設置。
- 北方四島交流事業に参加した大学生で組織する北方領土問題学生研究会の協力を得て、後継者の目線から北方領土の現状等について解説。
- 根室管内1市4町の協力を得て、自慢の特産品を持ちより出展するとともに、観光パンフレット、移住推進パンフレット等を配置、北方領土に隣接する地域の振興等を図りました。
- 集中特別啓発として、落語家の三遊亭金八師匠による北方領土寄席などを行い、来場者へ分かりやすく北方領土問題を啓発しました。
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更新日:2020年07月21日