救急車の適正な利用にご協力をお願いします
根室市消防本部では、市民の皆さんの大切な生命を守るために、救急車を配備して救急要請に対応しています。しかし、近年は、救急要請が増加しており、救急車が同時に出場する機会も少なくありません。このまま増加傾向にあれば、救急車が不足してしまうおそれがあります。そのため、緊急を要さない軽い病気やケガ等で救急車を利用されますと重症・重篤な方への適切な救命処置が遅れ、救える命が救えなくなる心配があります。救急車の正しい利用について今一度考えてみましょう。大切な生命を守るため、市民の皆様のご理解とご協力をお願いします。
全国の消防機関でも深刻な問題として考えられています。

全国でこうしたケースで救急車が呼ばれました
本当に必要か考えてみてください
- 蚊に刺されてかゆい
- 日焼けした足がヒリヒリする
- 病院でもらった薬がなくなった
- 今日は入院予定日だから、病院に行きたい
- 自家用車がないから
- タクシーだとお金がかかるから
- 病院で長く待つのが面倒で早く診察してもらえるから
ただし、命にかかわる病気やケガで緊急に病院へ受診しなければならない場合は、迷わず119番通報をしてください。
こんなときには、すぐに救急車を要請してください!!


救急車利用マニュアル(総務省消防庁作成)

「救急通報のポイント」「ためらわず救急車を呼んでほしい症状」「救急車の呼び方」などが掲載されています。救急車を呼ぶべきか判断に迷った場合などに活用してください。
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更新日:2024年06月15日